特許

J-GLOBAL ID：200903052651536885

4-クロロ-3,5-ジアミノベンゾニトリルの製造方法

発明者： 伴 正和 ,  勝島 健夫 ,  田口 裕朗 ,  上藤 民郎 ,  岡竹 充 ,  福田 肇子 ,  西浦 朗登
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社 ,  住化ファインケム株式会社
代理人 (1件)： 細田 芳徳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-028685
公開番号（公開出願番号）：特開平8-198835
出願日： 1995年01月24日
公開日（公表日）： 1996年08月06日
要約：

【要約】【構成】有機溶媒、水溶媒、又はそれらの混合溶媒の中で、4-クロロ-3,5-ジニトロベンゾニトリルに対し4〜8倍モルの金属鉄、金属スズ又は金属亜鉛の存在下、12〜17倍モルの鉱酸を0〜30°Cの温度範囲を保ちつつ滴下して、4-クロロ-3,5-ジニトロベンゾニトリルを還元し、一定範囲にpHを調整した後、水-有機溶媒間の分配により、有機溶媒層に抽出することを特徴とする4-クロロ-3,5-ジアミノベンゾニトリルの製造方法。【効果】本発明の製造方法および単離精製法によれば、安価な還元剤と必要最小量の鉱酸を用いて還元反応を行うことができ、かつpH調整による簡単な生成物の単離精製法により、工業的に有利に高品質の4-クロロ-3,5-ジアミノベンゾニトリルを製造することができる。

請求項（抜粋）：

有機溶媒、水溶媒、又はそれらの混合溶媒の中で、4-クロロ-3,5-ジニトロベンゾニトリルに対し4〜8倍モルの金属鉄、金属スズ又は金属亜鉛の存在下、12〜17倍モルの鉱酸を0〜30°Cの温度範囲を保ちつつ滴下して、4-クロロ-3,5-ジニトロベンゾニトリルを還元することを特徴とする4-クロロ-3,5-ジアミノベンゾニトリルの製造方法。

IPC (2件)：

C07C255/58 ,  C07C253/30