特許
J-GLOBAL ID:200903052653757528
バイアルのコネクタ組立体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182302
公開番号(公開出願番号):特開平9-028766
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 バイアルへの流体の移送を可能にするための滅菌状態で再密封可能なコネクタ組立体の提供。【解決手段】 バイアル・コネクタ組立体10は、バイアル12内に摺動可能に挿入し得る寸法とした本体32を有する移送セット30を備えている。該本体32は、バイアル12内へ、又はバイアル12から流体連通させる軸方向通路38を備えている。ストッパ支持体46が該本体から下方に伸長し且つ離間した上方及び下方バイアル・ストッパ70、72を受け入れ得る寸法とされている。該ストッパ支持体46は、ストッパ間の軸方向スペースと、本体を貫通する通路と連通する少なくとも一つの通路を備えている。移送セットの上方部分は、薬剤流体投与器具のルア・カラーと螺着係合可能な形態とされている。この移送セット30は、ストッパの双方がバイアルへの入口を密封する第一の位置と、下方ストッパがバイアルと移送セットを貫通する通路とを流体連通させる第二の位置とにおいて、バイアルと解放可能に係止係合し得る形態とされている。
請求項(抜粋):
バイアルに対する開口した頂部を画成する頸部と、該開口した頂部を囲繞する前記頸部の部分の周囲の環状縁部とを有する前記バイアルのためのコネクタ組立体にして、対向した頂端部及び底端部を有する本体を備える移送セットを備え、前記本体の少なくとも前記底端部が、前記バイアルの前記開口した頂部における上方位置と下方位置との間で摺動可能に動き得る寸法とされ、前記本体の前記頂端部から伸長する流体アクセス装置と、前記底端部から伸長するストッパ支持体と、前記移送セットを貫通して前記流体アクセス装置から前記ストッパ支持体に形成された一つの開口部まで伸長する通路と、前記本体に関して離間した関係で支持された一以上の脚部とを備え、該脚部の少なくとも一つが、前記上方位置及び下方位置の何れか一方にて、前記バイアルの前記環状縁部と選択的に係止係合するように手で撓ませることが可能なクリップを備え、前記ストッパ支持体上において、前記通路の前記開口部が中間に位置するように互いに離間した関係で取り付けられた上方ストッパ及び下方ストッパを備え、前記上方ストッパは、前記移送セットの前記上方位置及び下方位置の双方にて前記バイアルの前記頸部と密封可能に係合する寸法とされ且つ配置され、前記下方ストッパは、前記移送セットが前記下方位置にあるとき、前記バイアルの前記頸部に関して離間した関係となり、前記移送セットが前記上方位置にあるとき、前記バイアルの前記頸部と密封係合する、寸法及び形態とされていることを特徴とするコネクタ組立体。
IPC (3件):
A61J 3/00 312
, A61J 1/05
, A61J 1/20
FI (3件):
A61J 3/00 312
, A61J 1/00 351 A
, A61J 3/00 314 B
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