特許
J-GLOBAL ID:200903052665023139

波形等化器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207475
公開番号(公開出願番号):特開平7-066995
出願日: 1993年08月23日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】画面のばたつき及び派生ゴーストの発生を防止して、ゴースト除去時に違和感が感じられることを防止する。【構成】MPU25は、電源投入時及びチャンネル変更時には、先ず、タップ係数の安定性を判定する。即ち、取込んだ基準波形を同期加算して雑音を除去し、この基準波形を用いてタップ係数を算出する。求めたタップ係数から安定性を確認すると、MPU25は逐次修正によってタップ係数を修正する。この場合には、雑音を除去した基準波形を用い、演算によってTF17の出力を求めて、タップ係数修正演算を行う。修正したタップ係数をTF14,17に設定することで、ゴーストを除去する。安定性を確認しているので、タップ係数の発散及び発振状態が生じることはなく、逐次修正によってゴーストを徐々に除去してゴースト除去時に違和感が感じられることを防止する。
請求項(抜粋):
タップ係数可変のトランスバーサルフィルタによって構成されて所定の基準波形が挿入されている映像信号を等化する等化手段の出力信号又は入力信号から前記基準波形を取込む波形取込み手段と、前記波形取込み手段の出力を用いて前記トランスバーサルフィルタの各タップのタップ係数を算出する第1及び第2のタップ係数算出手段と、前記第1のタップ係数算出手段によって得られたタップ係数に基づいて波形等化の安定性を判定する安定性判定手段と、前記安定性判定手段の判定結果によって波形等化が安定であると判定された場合には、前記第2のタップ係数算出手段を動作させる動作制御手段と、前記第2のタップ係数算出手段によるタップ係数算出過程のタップ係数を前記トランスバーサルフィルタに設定するタップ係数設定手段とを具備したことを特徴とする波形等化器。

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