特許
J-GLOBAL ID:200903052670982381

高周波切除具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043950
公開番号(公開出願番号):特開平10-234743
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】本発明は比較的簡単な構成でありながら高周波切開用ワイヤのループ形状の広がりやループの向きを定め易く、操作性に優れ、確実な処置を行うことができる高周波切除具を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の高周波切除具1は、体腔内に挿入されるシース2に操作ワイヤ6を進退自在に挿入して設け、前記操作ワイヤ6の先端には、前記シース2の先端開口から突き出してループ形状に開き、シースの先端開口から引き込まれることによりループを閉じるように形成された高周波切開用ワイヤ5を設け、前記シース2には、二股に分かれていると共に拡開する形状に記憶された二股部11を有した超弾性合金ワイヤ7を設け、前記超弾性合金ワイヤ7の二股部11により前記シース2の先端開口から突き出した前記高周波切開用ワイヤ5の部分を拡開する向きに付勢するようにした。
請求項(抜粋):
体腔内に挿入されるシースと、前記シース内に進退自在に挿入された操作ワイヤ部材と、前記操作ワイヤ部材の先端に設けられ、前記シースの先端から突出可能で前記シースに対して進退自在であると共に進退動作によって前記シースの先端開口から突き出してループ形状に開き、シースの先端開口から引き込まれることによりループを閉じるように形成された高周波切開用ワイヤを有する処置部と、前記シース内に進退自在に挿入され、先端が少なくとも二股に分かれていると共に拡開する形状に記憶された股部を有し、この股部の脚によって前記シースの先端開口から突き出した前記高周波切開用ワイヤの部分を拡開する向きに付勢する超弾性合金部材と、前記超弾性合金部材の股部の各々の脚の先端を前記高周波切開用ワイヤに係合する係合手段とを具備したことを特徴とする高周波切除具。

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