特許
J-GLOBAL ID:200903052673568624

クッション材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-076218
公開番号(公開出願番号):特開平5-247819
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 リサイクルが可能であり、耐熱耐ヘタリ性に特に優れ、車両用座席に好適なクッション材を提供する。【構成】 母材、繊維と熱接着繊維が混合され繊維間で部分融着して接点を形成した一体構造化したクッション材であり、母材、繊維は初期引張抵抗度が30g/d以上かつ弾性限界伸度との関係が特定され、立体巻縮を有しており、熱接着性、繊維は融点が160〜220°C、Tanδのβ分散ピーク温度およびα分散立上り温度が特定されたポリエステルエーテルエラストマを接着成分としたシース・コア型繊維との組合せに特徴のあるクッション材。【効果】 クッション材として用いた場合、好適であり、耐熱耐ヘタリ性が特に優れており、通気性、透水性、低周波吸収性が良く、快適なクッション材料となる。また素材はリサイクルが可能であり、公害、環境問題の中で、ポリウレタン素材に代替できるクッション材料として特に、推奨できる物品が提供できる。
請求項(抜粋):
母材繊維と熱接着繊維が混合分散され、熱成形により熱接着繊維の接着成分が溶融して繊維の接点を形成し、一体構造化したクッション材であり、該クッション材を構成する母材繊維は、ポリエステルからなり初期引張抵抗度(IS)が30g/d以上で且つ、弾性限界伸度(Δε)との関係がIS≧(Δε+0.6)-2.8×103 +8を満足し、立体巻縮を有しており、熱接着繊維は、シース・コア型の2成分系繊維であり、シース成分は、融点(Tm1 )が160°C〜220°C、Tanδのβ分散ピーク温度(Tβ)が-40°C以下、Tanδのα分散立上がり温度(Tαcr)が50°C以上のポリエステルエーテルエラストマーよりなり、コア成分は、融点(Tm2 )がTm1 より20°C以上高い値を示す非エラストマーポリエステルよりなることを特徴とするクッション材。
IPC (4件):
D04H 3/00 ,  B68G 1/00 ,  D01F 6/86 301 ,  D01F 8/14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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