特許
J-GLOBAL ID:200903052677605397
多出力スイッチング電源装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-366046
公開番号(公開出願番号):特開平11-187659
出願日: 1997年12月24日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 トランスの構造の複雑化およびコストの上昇を招くことなく、交流電力の入力が遮断されたときに、出力側の負荷状態に影響されずに複数の出力電圧をそれぞれ所定の順序で降下させるシーケンスを確実に実行することができる多出力スイッチング電源装置を提供する。【解決手段】 多出力スイッチング電源装置は1次直流電圧検出回路2と放電回路3とを有し、1次直流電圧検出回路2で、2次巻線Ns2に誘起される電力の負の電圧を整流平滑することによって得られる比較電圧Vsを検出し、検出した比較電圧Vsの絶対値が基準電圧値Vth以下であると、1次直流電力Vinの電圧が所定電圧以下に低下したとして放電回路3の動作を指示する信号を発生し、放電回路3で出力電圧V1の平滑用コンデンサC3の電荷および出力電圧V1側に接続されている駆動系の容量に蓄積された電荷を放電する。
請求項(抜粋):
交流電源から入力される交流電力を1次整流平滑して得られた1次直流電圧を、複数の2次側巻線を備えたトランスの1次側巻線とスイッチング素子との直列回路に入力し、該スイッチング素子のオン、オフ動作により前記トランスの各2次巻線に誘起される電力をそれぞれ2次整流平滑して直流出力電圧として外部負荷に供給するとともに、該直流出力電圧に対する定電圧制御を行う多出力スイッチング電源装置において、前記1次直流電圧の低下を前記2次側巻線の電圧波形から検出する1次直流電圧検出回路と、前記1次直流電圧検出回路により前記1次直流電圧が所定電圧以下に低下したことを検出すると、少なくとも前記出力直流電圧の平滑用コンデンサの電荷の蓄積電荷を放電する放電回路とを設けたことを特徴とする多出力スイッチング電源装置。
FI (2件):
H02M 3/28 V
, H02M 3/28 C
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