特許
J-GLOBAL ID:200903052681005140
光散乱媒体の屈折率分布情報の計測装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-198610
公開番号(公開出願番号):特開2002-071554
出願日: 1993年12月07日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 媒体から出射する直進透過光と散乱光とを分離して直進透過光を高S/Nで検出するとともに、波長オーダより大きな光路差に相当する大きな屈折率変化の分布を短時間で計測する。【解決手段】 周波数掃引されたコヒーレント光a1を2つの光a3 ,a4に分割し、所定の光路差を有する2つの光路A,Bに沿ってそれぞれ進行させた後合成すると共に、光路A上に配された光散乱媒体10を直進透過した光a10および該光a10と同一方向に進む散乱光a21と、光路Bを進行した光a4とが合成された後の光a5の強度を該光a5の進行方向に対して垂直な面上に光検出素子を並設してなる光検出器60により検出し、各光検出素子により検出された光強度に基づいて合成される前の直進透過光a10と光路Bを通過する光a4との光学的光路差を各光検出素子毎に求め、この光学的光路差と基準光学的光路差との差を媒体10の厚さで除して媒体10の位置毎の屈折率差を算出する。
請求項(抜粋):
コヒーレント光を出射する光源と、該光源より出射された前記コヒーレント光を時間的に周波数掃引する変調手段と、該変調されたコヒーレント光を2つの光束に分割し、予め設定された光路差を有する2つの光路に沿ってそれぞれ進行させたのち合成する光学系と、該2つの光路のうち一方の光路上に配された光散乱媒体を直進透過した光束および該直進透過した光束と同一方向に進む散乱光と、他方の光路を進行した光束とが、前記光学系によりそれぞれ合成されたのちの光束の強度を検出する、該合成されたのちの光束の進行方向に対して垂直な面に沿って光検出素子を1次元的あるいは2次元的に並設してなる光検出器と、該光検出器の各光検出素子によりそれぞれ検出された光強度に基づいて前記合成される以前の直進透過する光束ともう一方の光路を通過する光束との光学的光路差を各光検出素子ごとに求め、該各光検出素子ごとに求められた光学的光路差から、ある基準となる光学的光路差との差を求め、この差を光散乱媒体の厚さで除することにより、前記媒体の位置毎の屈折率差を算出する演算手段とを備えてなることを特徴とする光散乱媒体の屈折率分布情報の計測装置。
IPC (2件):
G01N 21/17 630
, G01N 21/45
FI (2件):
G01N 21/17 630
, G01N 21/45 A
Fターム (10件):
2G059AA02
, 2G059EE04
, 2G059EE09
, 2G059FF01
, 2G059GG01
, 2G059GG09
, 2G059JJ13
, 2G059JJ22
, 2G059KK04
, 2G059MM01
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