特許
J-GLOBAL ID:200903052685174907

四価抗体の製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-596044
公開番号(公開出願番号):特表2002-536969
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2002年11月05日
要約:
【要約】本発明は、医薬品組成物に使用する生物学的活性抗体二量体の新規調製方法に関するものである。当該二量体は、同じ抗原結合特異性を持つ2個の抗体分子でこれを構成することができ、還元可能なジスルフィド結合,又は還元不能なチオエーテル結合により結合させることができる(ホモ二量体)。或いは、当該二量体は、2つの異なる抗原に対する結合特異性を持つ2個の異なる抗体分子で構成することもできる(ヘテロ二量体)。これらの二量体は、膜抗原の高架橋誘発に使用することができる。さらに本発明は、癌及び自己免疫不全などの病気を治療する場合、生物学的に活性な抗体二量体を、選ばれた細胞集団の優先的殺滅又は生育抑制に使用する方法に関するものである。
請求項(抜粋):
(i)希望する結合特異性を有し、組換えDNA突然変異生成を介してその中に少なくとも1個のシステインコドンを導入する抗体分子の重鎖をコード化するDNA分子を得るか又はこれを構築し; (ii)当該DNAを適切な宿主細胞又は発現系の中に、希望する特異性を有する抗体分子の軽鎖をコード化するDNA分子とともに発現させて当該導入システイン残基を含む抗体分子を造り; (iii) 当該抗体分子を当該宿主細胞又は発現系から精製し; (iv)当該精製抗体分子を、当該抗体分子の分子内又は分子間ジスルフィド結合を部分還元して抗体二量体の機能を高めるに充分な量の適切な還元剤と接触させ; (v)充分な時間をかけて二量体化を進行させ; (vi)システインを添加することにより,又はチオールブロッキング剤を添加した後で当該還元反応を終結させ又は終結させることなく;抗体の二量体を製造する方法。
IPC (12件):
C12N 15/09 ZNA ,  A61K 39/395 ,  A61P 1/00 ,  A61P 11/00 ,  A61P 11/02 ,  A61P 11/06 ,  A61P 17/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/02 ,  A61P 37/08 ,  C07K 16/46 ,  C12P 21/08
FI (14件):
A61K 39/395 D ,  A61K 39/395 E ,  A61K 39/395 G ,  A61P 1/00 ,  A61P 11/00 ,  A61P 11/02 ,  A61P 11/06 ,  A61P 17/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 37/02 ,  A61P 37/08 ,  C07K 16/46 ,  C12P 21/08 ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (38件):
4B024AA01 ,  4B024BA44 ,  4B024CA04 ,  4B024DA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA15 ,  4B064AG27 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064CE10 ,  4B064DA01 ,  4B064DA05 ,  4C085AA13 ,  4C085BB31 ,  4C085BB36 ,  4C085CC22 ,  4C085DD31 ,  4C085DD58 ,  4C085DD62 ,  4C085EE01 ,  4C085GG01 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045AA20 ,  4H045AA30 ,  4H045BA41 ,  4H045BA50 ,  4H045CA40 ,  4H045DA76 ,  4H045EA22 ,  4H045EA28 ,  4H045FA40 ,  4H045FA50 ,  4H045FA74 ,  4H045GA21
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 抗 体
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-515138   出願人:ザ・ウエルカム・ファウンデーション・リミテッド
引用文献:
審査官引用 (3件)

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