特許
J-GLOBAL ID:200903052685743847

動画符号化装置における量子化ステップ設定方法及びその方法を用いた動画符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-321777
公開番号(公開出願番号):特開2001-169284
出願日: 2000年10月20日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】 画質を劣化することなく、調節自在な量子化ステップサイズで一連のフレームを符号化する。【解決手段】 動画符号化装置42において調節自在な量子化ステップで一連のフレームグループを符号化する。この量子化ステップを調節するための方法は、符号化器レート制御ユニット56において、符号化されたシーンの複雑度のパラメータをトラッキングし、発生された複雑度パラメータに応じ、第1の量子化値を計算する。この方法は、既に発生されたビット数および予め定められた目標ビット数に応じ、最小ステップサイズおよび最大ステップサイズを更に計算する。次の画像グループのための量子化ステップは、第1の量子化値に従って設定するが、最小ステップサイズおよび最大ステップサイズによって定められる範囲の制限を受ける。この方法は更に最小ステップサイズおよび最大ステップサイズを調節する。
請求項(抜粋):
一連のフレームを受信し、調節自在な量子化ステップに従って前記フレームを符号化し、よって該フレームに関連したビットを発生させるための動画符号化装置において使用する、選択された1つのフレームを符号化するための量子化ステップを設定するための、動画符号化装置における量子化ステップ設定方法であって、前記一連のフレーム内の前記選択されたフレームの前で生ずる少なくとも1つの符号化されたフレームに対する少なくとも1つの複雑度パラメータを発生させ、該発生させた複雑度パラメータに応じて第1の量子化値を計算し、予め定められた目標ビット数と、前記一連のフレーム内の前記選択されたフレームの前で生ずる少なくとも1つのフレームに関連するビット数とに応じて、最大ステップを計算し、前記第1量子化値が前記計算された最大ステップを越えた場合に、前記量子化ステップを該第1量子化値よりも小さく設定し、前記第1量子化値が前記計算された最大ステップを越えない場合に、前記量子化ステップを該第1量子化値に従って設定する、ことを含んでなることを特徴とする動画符号化装置における量子化ステップ設定方法。
IPC (2件):
H04N 7/24 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H03M 7/30 Z ,  H04N 7/13 Z

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