特許
J-GLOBAL ID:200903052688485474

カラー画像のノイズ除去装置、方法および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272659
公開番号(公開出願番号):特開平10-173952
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 カラー画像においても的確にノイズの除去ができるとともに不自然な発色を容易に防止することができるカラー画像のノイズ除去装置および方法を提供する。【解決手段】 カラー画像をフィルタで走査し、その走査されている局所画素群に含まれる各画素の色成分を検出する。次に、検出された色成分のうち2つから色成分比を算出し、その中央値を求める。局所画素群中にノイズに対応する画素Pa9が含まれている場合でも、中央値に対応する画素として画素Pa5が選択され、当該画素Pa5の色成分がフィルタの出力とされるため、的確にノイズが除去される。また、中央値に対応する画素としては、画素Pa5、Pb5のように、元々存在していた画素を選択画素としてその色成分をフィルタから出力するため、不自然な発色を容易に防止することができる。
請求項(抜粋):
複数の画素からなるフィルタによってカラー画像を走査して前記カラー画像のノイズ除去を行う方法であって、(a) その時点で前記フィルタで走査されている各画素のそれぞれについての複数の色成分を検出する色成分検出工程と、(b) 前記複数の色成分のうち少なくとも2つの色成分から前記各画素のそれぞれについて1つのスカラー量を算出するスカラー量算出工程と、(c) 前記各画素についての前記スカラー量のうち中央値を求める中央値算出工程と、(d) 前記中央値算出工程において求められた中央値に対応する画素を選択画素として選択する画素選択工程と、(e) 前記選択画素についての色成分を、その時点での前記フィルタの出力として与えるフィルタ出力制御工程と、を備えることを特徴とするカラー画像のノイズ除去方法。
IPC (7件):
H04N 1/60 ,  B41J 2/525 ,  B41J 5/30 ,  G06T 5/00 ,  G06T 5/20 ,  H04N 1/409 ,  H04N 1/46
FI (8件):
H04N 1/40 D ,  B41J 5/30 C ,  B41J 3/00 B ,  G06F 15/68 310 A ,  G06F 15/68 350 ,  G06F 15/68 410 ,  H04N 1/40 101 C ,  H04N 1/46 Z

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