特許
J-GLOBAL ID:200903052709655600

産業車両のシリンダ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-341286
公開番号(公開出願番号):特開平11-171494
出願日: 1997年12月11日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 熟練者でなくてもフォークを水平にする作業あるいは高揚高での前傾作業を簡単に行うことができ、しかもデッドマンシートの役割に支障を来さずに、中腰など正常な姿勢以外の姿勢で一時的に作業を行うことを可能にする。【解決手段】 ティルトシリンダ9への作動油の供給、排出方向がティルトレバーにより手動操作される方向切換弁によって切換えられる。ティルトシリンダ9と前記方向切換弁とを接続する管路の途中に設けられた制御弁によりティルトシリンダ9への作動油の供給量が制御される。CPU49は前傾検出スイッチ18又は後傾検出スイッチ19からのオン信号と、シートスイッチ10aからのオン信号とを入力したときに、前記制御弁をパイロット圧操作する比例ソレノイド弁39への作動信号を出力可能な状態となる。CPU49はシートスイッチ10aからの出力がオフとなっても、所定時間はオン状態として前記制御弁の制御を行う。
請求項(抜粋):
荷役用アタッチメントを昇降移動させるマストが傾動可能に装備され、ティルトシリンダの作動によりマストが傾動されるとともにデッドマンシートを備えた産業車両において、前記ティルトシリンダへの作動油の供給、排出方向を切換える手動操作の方向切換弁と、前記方向切換弁を中立位置とティルト動作位置とに操作するティルト用操作手段と、前記ティルトシリンダと前記方向切換弁とを接続する管路の途中に設けられるとともに前記ティルトシリンダへの作動油の供給量を制御する制御弁と、運転室の操縦位置に作業員が居るか否かを検出する作業員検出手段と、前記ティルト用操作手段がティルト操作位置に操作されたか否かを検出するティルト操作検出手段と、前記作業員検出手段からの作業員検出信号及び前記ティルト操作検出手段からのティルト操作検出信号を入力したときに前記制御弁への作動信号を出力可能な状態となり、前記作業員検出手段からの作業員検出信号が検出状態から非検出状態に変化しても所定時間は検出状態として前記制御弁の制御を行い、前記ティルトシリンダの作動時にマスト角度が所定の角度になったとき、前記制御弁を閉鎖させる制御指令を出力する制御手段とを備えた産業車両のシリンダ制御装置。
IPC (2件):
B66F 9/24 ,  B66F 9/22
FI (2件):
B66F 9/24 E ,  B66F 9/22 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

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