特許
J-GLOBAL ID:200903052710632745

リングノードおよび通信信号転送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-152574
公開番号(公開出願番号):特開平6-037779
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 遅延時間が短く、システム性能の劣化を受けない双方向多重区間切替式リング伝送システムを提供する。【構成】 双方向多重区間切替式自然治癒リング伝送システムにおける長遅延は、リング内の障害に応答してシステムを復元する際、通信信号の環状回線化を排除し、そして、保護すべき線路を、故障箇所の直ぐ隣以外のリングノードに分配切替えすることにより避けられる。双方向多重区間切替式リング伝送システム内の各リングノードに、そのトラフィックパターンのマップ(全て能動従属局)とリング伝送システム内の各リングノードの相対位置を与え、そして、故障により悪影響を受けている通信トラフィックが存在する場合、リングノードを保護路に(および保護路から)直接分岐および切替える。
請求項(抜粋):
第1および第2の伝送路により相互接続された複数個のリングノードを有する双方向多重区間切替式リング伝送システムで使用され、前記第1の伝送路は、該リング伝送システム周辺の通信従属局をリングノードからリングノードまで第1の方向に転送し、前記第2の伝送路は、該リング伝送システム周辺の通信従属局をリングノードからリングノードまで第1の方向と反対の第2の方向に転送し、第1および第2の各伝送路はサービス路と保護路を含むことからなるリングノードにおいて、該リングノードは、リングノード内の能動通信従属局を識別する項目を記憶し、双方向多重区間切替式リング伝送システム内の全てのリングノードおよびそれらの相対位置を識別する項目を記憶する手段;双方向多重区間切替式リング伝送システム内の特定のリングノードと他の全てのリングノードとの間の伝送路内に障害が存在するか否か決定するために、この特定のリングノードに入来する信号を監視する手段;リングノード内の前記能動通信従属局が伝送路内の障害により悪影響を受けているか否かの決定において障害の存在を示す指示に応答する手段;および、このリングノード内に終端を有する前記被影響通信従属局をこのリングノード内の前記保護路に、および、前記保護路から、直接分岐および切替える手段;とを有し、前記リングノードは伝送路内の障害箇所に必ずしも隣接している必要はなく、そして、全てのリングノードにおいて通信従属局の環状回線化が排除されることを特徴とするリングノード。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-276937

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