特許
J-GLOBAL ID:200903052725972704

輸液装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤木 誠一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-089584
公開番号(公開出願番号):特開平11-267202
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 従来の輸液装置においては、構成が複雑で高価であると共に、メカニズムの不良に依らない動作部分の直接監視、及び絶対位置の検知ができないという欠点があった。【解決手段】 本発明の輸液装置においては、モータの移動量、速度などの駆動指令を、パルスで行うパルス同期式のモータ駆動回路を用い、送り軸方向にインクリメンタルリニアエンコーダを配置することで、吸子に動作を加えるキャリッジ部の移動動作を直接的にモニタして、移動指令と送り動作との相関状態を検出することができる構成としたうえで、さらに、予め絶対位置の確定した箇所に確定位置検出センサを設け、キャリッジ部の移動により発生するセンサの出力で移動指令量のカウンタを記憶又はリセットし、そこから1パルスあたりの移動量が予め確定している移動指令量をカウント開始することで、吸子の絶対位置を認識できるようにする。
請求項(抜粋):
シリンジ外筒内で移動する吸子の送り軸を駆動するパルス同期式の駆動回路により駆動されるモータと、上記送り軸に沿って配置した多数のスリットを上記送り軸方向に互に離間して設けたスリット板及び上記吸子と共に移動される位置検出部とを有するインクリメンタルリニアエンコーダと、上記送り軸に沿った確定位置に設けた少くとも1個の確定位置検出センサと、上記モータに対する移動量指令パルス数と上記インクリメンタルリニアエンコーダの出力を示すパルス数とを比較し両者の相関状態を定める手段と、上記移動量指令パルスをカウントする手段と、上記確定位置検出センサが上記吸子の位置を検知した時に上記カウント手段のカウントを記憶又はリセットし、次いでカウントを開始せしめる手段とより成り、吸子の絶対位置を認識できることを特徴とする輸液装置。
IPC (2件):
A61M 5/145 ,  A61M 5/00 331
FI (2件):
A61M 5/14 485 D ,  A61M 5/00 331 A

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