特許
J-GLOBAL ID:200903052726681673

焼結バルブガイド及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-205377
公開番号(公開出願番号):特開2006-052468
出願日: 2005年07月14日
公開日(公表日): 2006年02月23日
要約:
【課題】 耐摩耗性及び被削性のバランスがとれた焼結合金による焼結バルブガイドを提供する。【解決手段】 焼結バルブガイドは、全体組成が質量比で、銅:3.5〜5%、錫:0.3〜0.6%、リン:0.04〜0.15%、炭素:1.5〜2.5%、及び、鉄:残部からなる焼結合金で形成され、焼結合金は、パーライト相、鉄-リン-炭素化合物相及び銅-錫合金相を有する基地と、気孔と、黒鉛相とからなる金属組織を有し、黒鉛相は質量比で焼結合金の1.2〜1.7%の割合で分散する。焼結合金の金属組織断面において、パーライト相が基地に占める割合は面積比で90%以上であり、鉄-リン-炭素化合物相が金属組織断面に占める割合が面積比で0.1〜3%で、銅-錫合金相が金属組織断面に占める割合が面積比で1〜3%で、鉄-リン-炭素化合物相において厚さが15μm以上の部分が鉄-リン-炭素化合物相を占める割合が面積比で10%以下である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
全体組成が質量比で、銅:3.5〜5%、錫:0.3〜0.6%、リン:0.04〜0.15%、炭素:1.5〜2.5%、及び、鉄:残部からなる焼結合金で形成され、 前記焼結合金は、パーライト相、鉄-リン-炭素化合物相及び銅-錫合金相を有する基地と、気孔と、黒鉛相とからなる金属組織を有し、前記黒鉛相は質量比で焼結合金の1.2〜1.7%の割合で分散し、 前記焼結合金の金属組織断面において、前記パーライト相が前記基地に占める割合は面積比で90%以上であり、前記鉄-リン-炭素化合物相が金属組織断面に占める割合が面積比で0.1〜3%であり、銅-錫合金相が金属組織断面に占める割合が面積比で1〜3%であり、前記鉄-リン-炭素化合物相において厚さが15μm以上の部分が前記鉄-リン-炭素化合物相を占める割合が面積比で10%以下であることを特徴とする焼結バルブガイド。
IPC (6件):
C22C 38/00 ,  B22F 3/26 ,  B22F 5/00 ,  C22C 33/02 ,  C22C 38/16 ,  F01L 3/08
FI (8件):
C22C38/00 304 ,  B22F3/26 G ,  B22F5/00 S ,  C22C33/02 101 ,  C22C33/02 103A ,  C22C33/02 103E ,  C22C38/16 ,  F01L3/08 A
Fターム (20件):
4K018AA29 ,  4K018AB01 ,  4K018AB05 ,  4K018AB10 ,  4K018AC01 ,  4K018BA02 ,  4K018BA11 ,  4K018BA15 ,  4K018BB06 ,  4K018BC12 ,  4K018CA02 ,  4K018CA15 ,  4K018DA11 ,  4K018DA21 ,  4K018DA29 ,  4K018DA31 ,  4K018FA06 ,  4K018FA46 ,  4K018HA03 ,  4K018KA02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭55-34858号公報
  • 特許第2680927号公報
  • バルブガイド材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-262319   出願人:日立粉末冶金株式会社

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