特許
J-GLOBAL ID:200903052726695968

超音波底面開口欠陥測定方法およびその測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶山 佶是 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-168638
公開番号(公開出願番号):特開平5-332998
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 底面開口欠陥についてその角度や長さを測定することができる超音波底面開口欠陥測定方法およびその測定装置を提供することにある。【構成】 相互関係を示す物理量として各端部エコー間の路程を捉え、底面開口欠陥の角度と長さ、あるいは底面開口欠陥の角度と長さと幅とをある測定対象に対してあらかじめテーブル化したデータテーブルを設けているので、同様な測定対象に対して最大ピークとそれに続く端部エコーの路程の相互関係を検出して相互関係の路程についての物理量を得てテーブルを参照することで、底面開口欠陥の角度と長さや幅を得ることができる。
請求項(抜粋):
斜角探触子により被検体を斜角探傷して底面の開口欠陥を超音波測定する方法において、前記被検体に対して照射する前記斜角探触子のビームの幅が測定対象となる前記底面開口欠陥をカバーする範囲にあって、前記斜角探傷により前記被検体から得られるエコーの最大ピーク値が最大になる位置に前記斜角探触子が設定され、前記斜角探触子により得られるエコー受信信号を時間の関数として採取して記憶し、前記最大ピークより手前にある所定レベル以上のピークの数が1か、2かを判定し、前記最大ピークの後ろにある所定レベル以上の少なくとも2つのピークと最大ピークとの間の路程差あるいは各ピーク間の路程差を第1,第2のパラメータとして得て、前記手前ピークの数が1であるときには、前記底面開口欠陥が前記超音波ビームに垂直な面に対して後ろに傾いている場合の前記底面開口欠陥の長さと底面に対する角度とを第1及び第2のパラメータに応じて第1のテーブルを参照して得、かつ、前記手前ピークの数が2であるときには、前記底面開口欠陥が前記超音波ビームに垂直な面に対して前に傾いている場合の前記底面開口欠陥の長さと底面に対する角度とを第1及び第2のパラメータに応じて記憶する第2のテーブルを参照して得ることを特徴とする超音波底面開口欠陥測定方法。

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