特許
J-GLOBAL ID:200903052731916492

強誘電体メモリ装置及びそのデータ読み出し方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-320297
公開番号(公開出願番号):特開2001-143478
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 デポラリゼーションによる残留分極量低下を補償してデータ読み出しの信頼性を改善した強誘電体メモリ装置とそのデータ読み出し方法を提供する。【解決手段】 メモリセルアレイ1は、残留分極の正負に応じて二値データを不揮発に記憶する強誘電体キャパシタCMを持つメモリセルMCと、参照電圧を発生する参照用キャパシタCDを持つダミーセルDCとを有する。データ読み出しは、強誘電体キャパシタCMの端子間に記憶データが二値データの一方の場合に分極反転を生じる極性及び大きさの読み出しパルス電圧を印加して、強誘電体キャパシタCMから得られる信号電圧を参照用キャパシタCDから得られる参照電圧と比較して判定する。読み出しパルス電圧に先行して、読み出しパルス電圧とは逆極性に振れる、分極反転を生じない大きさのパルス電圧を付加することにより、デポラリゼーションを解消したデータ読み出しを行う。
請求項(抜粋):
残留分極の正負に応じて二値データを不揮発に記憶する強誘電体キャパシタを持つメモリセルと、参照電圧を発生する参照用キャパシタを持つダミーセルと、前記強誘電体キャパシタの端子間に、第1極性の第1のパルス電圧を与え、引き続き前記強誘電体キャパシタの記憶データが二値データの一方の場合に分極反転を生じる大きさに設定された第2極性の第2のパルス電圧からなる読み出し電圧を与える読み出し駆動手段と、この読み出し駆動手段により前記強誘電体キャパシタから発生される信号電圧と前記参照用キャパシタから発生される参照電圧との差を検知増幅するセンスアンプ回路と、を備えたことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
IPC (2件):
G11C 14/00 ,  G11C 11/22
FI (2件):
G11C 11/22 ,  G11C 11/34 352 A
Fターム (6件):
5B024AA04 ,  5B024BA02 ,  5B024BA05 ,  5B024BA09 ,  5B024BA29 ,  5B024CA07

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