特許
J-GLOBAL ID:200903052732338808

アザフラーレン誘導体、それらの製造方法およびそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-198688
公開番号(公開出願番号):特開平8-073426
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 その物理的性質、例えば、溶解度および極性を改良するとともに、さらに化学的に反応させて、新規なフラーレン誘導体を与えることを可能とする、官能基を有する構造単位を含有する定義されたフラーレン誘導体を合成する。【解決手段】 式I:[式中、記号および添字は、以下の意味を有する:すなわち、Fは、式C20+2m(式中、m=2〜100)で表されるフラーレン基であり;Xは、C=O、SO2、SO、P(O)R、P(S)RまたはPRであり;Rは、直鎖または分岐C1〜C20アルキル基、C6〜C14アリール-C1〜C10アルキル基またはC6〜C14アリール基であり、nは、1〜(10+m)(ただし、m=2〜100)の自然数である。]で表されるフラーレン誘導体、および、例えば、式Iで表されるフラーレン誘導体の転移によって得られるフラーレンオキサゾール類、ならびに、それらの製造方法およびそれらの使用に係る。
請求項(抜粋):
式I:【化1】[式中、記号および添字は、以下の意味を有する:すなわち、Fは、式C20+2m(式中、m=2〜100)で表されるフラーレン基であり;Xは、C=O、SO2、SO、P(O)R、P(S)RまたはPRであり;Rは、直鎖または分岐C1〜C20アルキル基、C6〜C14アリール-C1-C10アルキル基またはC6〜C14アリール基{ただし、アルキル基においては、一以上の非隣接CH2基は、-C≡C-、-CH=CH-、-O-、-S-、-COO-、-SiR2-および/または-CO-によって置換されていてもよく、アルキルおよびアリールは、相互に独立に、同一または異なる基、OH、OR1、COOR、OCOR、F、Cl、Br、NO2、CN、NHCOR1またはNR1COR1によって一置換または多置換されていてもよく、アリールは、R1によって置換されていてもよい(ただし、R1は、C1〜C6アルキル基である。)}であり;nは、1〜(10+m)(ただし、m=2〜100)の自然数である。]で表されるフラーレン誘導体。
IPC (2件):
C07D203/18 ,  C07D263/62

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