特許
J-GLOBAL ID:200903052734276273

フィルタ処理装置およびフィルタ処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-083648
公開番号(公開出願番号):特開2003-283841
出願日: 2002年03月25日
公開日(公表日): 2003年10月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 画像データに対してフィルタ処理する際に、境界処理とフィルタ処理とをリアルタイムに実行でき、しかも、可逆な整数型フィルタ装置を提供できる。従って、例えばJPEG2000等のウェーブレット変換に適用させた場合には、効率の良い境界処理を行うことが可能になる。【解決手段】 入力されるデータの先頭及び後端近傍において境界処理を行なってフィルタ演算を行った結果がシフトレジスタ1001に入力される。そして、セレクタ1411、1413で選択されたデータ(小数点第1位)を加算器1013で加算し、ゲートユニット1105に供給する。ゲートユニット1105は着目データが高域の場合には通過させず(0を出力する)、低域の場合には通過させる。加算器1017はシフトレジスタの中央の位置のデータとゲートユニットの値を加算することで、注目するフィルタ処理済みの実数値を補正し、後段の整数化処理部に出力する。
請求項(抜粋):
空間的に連続し、整数で表現されるデータD0、D1、D2、D3、...を入力し、奇数系列データD1、D3、D5...と、偶数系列データD0、D2、D4,...とに分け、±t/2qで表現される実数係数をP1、P2、P3...としたとき、少なくとも2段階の演算、 X12n =D2n + P1×(D2n-1+D2n+1) (i) X22n+1=D2n+1 + P2×(X12n+X12n+2) (ii)を処理し、整数値として出力する整数型の可逆変換な、画像データ用フィルタ処理装置であって、入力されるデータの先頭及び後端近傍において境界処理を行ない、前記演算式を可逆可能な実数型としてフィルタ演算するフィルタ演算手段と、該フィルタ演算手段の演算結果を複数個保持し、保持した連続するデータを用いることで前記フィルタ演算手段の演算結果を補正すると共に、補正対象となる前記演算結果が境界近傍にある場合には保持されたデータを取捨選択して用い補正する補正手段と、該補正手段による補正結果を整数化する整数化手段とを備えることを特徴とする画像データ用のフィルタ処理装置。
IPC (4件):
H04N 1/41 ,  G06F 17/14 ,  H04N 5/14 ,  H04N 7/30
FI (4件):
H04N 1/41 B ,  G06F 17/14 S ,  H04N 5/14 Z ,  H04N 7/133 Z
Fターム (27件):
5B056BB17 ,  5B056HH03 ,  5C021PA31 ,  5C021PA42 ,  5C021PA66 ,  5C021PA67 ,  5C021PA73 ,  5C021SA25 ,  5C021XB11 ,  5C021XC01 ,  5C021YC08 ,  5C021YC09 ,  5C059KK03 ,  5C059MA00 ,  5C059MA24 ,  5C059MA45 ,  5C059MC11 ,  5C059MC38 ,  5C059ME01 ,  5C059PP01 ,  5C059PP25 ,  5C059UA02 ,  5C059UA11 ,  5C078AA04 ,  5C078BA53 ,  5C078CA31 ,  5C078DA01

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