特許
J-GLOBAL ID:200903052735903573
ICカード決済システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
大塚 康徳
, 高柳 司郎
, 大塚 康弘
, 木村 秀二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-160908
公開番号(公開出願番号):特開2004-362332
出願日: 2003年06月05日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】オンラインによるカード決済処理を待ちきれないときなどに、デビットカード機能やクレジットカード機能のオフライン残高の範囲内でオフライン決済を行なう。【解決手段】複数のカード機能を統合してなる多機能ICカード100には、デビットカード機能用のオフライン残高と、クレジットカード機能用のオフライン残高が記憶されている。ICカード端末110は、初めにオンライン決済処理を実行し、所定時間内に決済サーバ120、122から決済完了通知を受信できなければ、多機能ICカード100に対してオフライン決済を要求する。多機能ICカード100は、デビットカード機能用のオフライン残高又はクレジットカード機能用のオフライン残高と比較し、決済可能であれば、このオフライン残高で決済処理を行なう。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ICカードと、該ICカードと接続するICカード端末と、該ICカード端末を経由して該ICカードを用いた決済処理を実行するカード決済装置とを含むICカード決済システムにおいて、
前記ICカード端末は、前記カード決済装置に対してオンラインによる決済処理の要求を送信する第1の送信手段と、
前記オンラインによる決済処理の処理時間を計時する計時手段と、
前記計時された処理時間が所定時間を超えたか否かを判定する第1の判定手段と、
前記処理時間が前記所定時間を超えたと判定されると、前記ICカードに対してオフライン決済要求を送信する第2の送信手段と
を含み、
前記ICカードは、
前記ICカード端末から前記オフライン決済要求を受信する第1の受信手段と、
前記ICカード端末と前記ICカード間においてオフラインにより決済可能な限度額であるオフライン決済残高を記憶する第1の記憶手段と、
前記受信したオフライン決済要求に関連する決済金額を前記オフライン決済残高から減額するよう制御する第1の制御手段と
を含み、
前記ICカード端末は、さらに、
前記オフライン決済処理が完了すると、前記ICカードに記憶されているオフライン残高を使用してオフライン決済が実行されたことを表すオフライン決済通知を前記カード決済装置に送信する第3の送信手段を含み、
前記カード決済装置は、
前記オフライン決済通知を受信する第2の受信手段と、
前記オフライン決済通知を受信すると、前記オフライン決済通知に含まれている前記ICカードの識別情報と、前記オフライン決済の内容に関する情報とを記憶する第2の記憶手段と、
前記オフライン決済後に、前記ICカードが任意のICカード端末を経由してアクセスしてくると、該ICカードの識別情報が前記記憶手段に記憶されているかを判定する第2の判定手段と、
前記ICカードの識別情報が前記記憶手段に記憶されていると判定されると、該ICカードのオフライン残高を復帰させるための復帰要求を送信する第4の送信手段と
を含み、
前記ICカードは、さらに
前記復帰要求を任意のICカード端末を経由して受信する第3の受信手段と、
前記受信した復帰要求に基づいて前記オフライン決済残高を増額するよう制御する第2の制御手段と
を含むICカード決済システム。
IPC (2件):
FI (6件):
G06F17/60 400
, G06F17/60 240
, G06F17/60 242
, G06F17/60 414
, G06F17/60
, G06K17/00 R
Fターム (3件):
5B058CA01
, 5B058YA02
, 5B058YA06
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