特許
J-GLOBAL ID:200903052736556664

超音波映像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-004816
公開番号(公開出願番号):特開2009-168518
出願日: 2008年01月11日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】反射信号のエコー強度のレベル変動に依存せず位相成分を正確に抽出でき、被検査体内の欠陥を常に正確に再現性よく安定して検出できる超音波映像装置を提供する。【解決手段】超音波映像装置は、反射信号に係るディジタル波形のデータを演算処理する信号演算処理部16を有し、この信号演算処理部は、ディジタル波形のデータを、超音波探触子の中心周波数を用いて、直交演算して同相成分と直交成分を出力する直交検波部21と、ローパスフィルタ221,222と、同相成分と直交成分に基づいてディジタル波形に含まれる周波数成分の位相を算出する位相演算部33,34と、位相差を算出する位相差算出部35を含む。この位相差算部から出力された位相差に基づいて表示装置17の画面に画像を表示する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
被検査体に対して超音波を送り前記被検査体からの超音波を受ける超音波探触子と、前記超音波探触子を駆動するためのパルス電圧を出力しまたは前記超音波探触子から出力される反射信号を入力するパルス送受信回路と、このパルス送受信回路から出力される波形信号をディジタル化するA/D変換器と、このA/D変換器から出力されたディジタル波形のデータを演算処理する信号演算処理手段と、演算結果を表示する表示装置とを備えた超音波映像装置において、 前記信号演算処理手段は、 前記ディジタル波形のデータを、前記超音波探触子の中心周波数を用いて、直交演算して同相成分と直交成分を出力する直交検波手段と、 前記直交検波手段から出力される前記同相成分と前記直交成分に含まれる高周波成分を除去するローパスフィルタと、 前記ローパスフィルタから出力される前記同相成分と前記直交成分に基づいて前記ディジタル波形に含まれる周波数成分の位相を算出する位相演算手段と、 前記被検査体内の欠陥から反射される超音波に係る信号について前記位相演算手段で算出された位相から、前記被検査体内の正常部からの超音波に係る信号について前記位相演算手段で算出された位相を減算して位相差を算出する位相差算出手段と、 を含み、 前記位相差算出手段から出力された前記位相差に基づいて前記表示装置の画面に画像を表示することを特徴とする超音波映像装置。
IPC (2件):
G01N 29/44 ,  G01N 29/04
FI (2件):
G01N29/22 501 ,  G01N29/10
Fターム (10件):
2G047AA08 ,  2G047AB07 ,  2G047AC10 ,  2G047BC10 ,  2G047EA11 ,  2G047GG09 ,  2G047GG12 ,  2G047GG17 ,  2G047GG29 ,  2G047GH04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平7-18842号公報
  • 特開平3-102258号公報

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