特許
J-GLOBAL ID:200903052740341656

ポリエチレンテレフタレートの連続製造における高活性触媒の後重合での安定化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-540297
公開番号(公開出願番号):特表2000-510180
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】テレフタル酸及びエチレングリコールからポリエチレンテレフタレートポリエステルを製造する連続法で、安定剤、好ましくはリンを含有する安定剤を使用して重合触媒の後重合活性と関連しているアセトアルデヒド及び変色が相対的に少ない高品質のポリエチレンテレフタレートポリエステルを製造する。安定剤は重合反応の終了時又は終了後であって、重合触媒を失活させるポリマーの加工処理前に加えるのが好ましく、その安定剤はポリエチレンテレフタレートポリエステルの熱安定性に悪影響を及ぼすことなくそのポリエステルの生産量を向上させることができる。また、安定剤の後添加は、ポリエチレンテレフタレートポリエステルの生産量に悪影響を及ぼすことなくそのポリエステルの熱安定性を高めることができる。
請求項(抜粋):
エチレングリコールとテレフタル酸との反応によるポリエステルの連続製造においてポリエステル重合触媒を失活させ、それによって、選択的に、得られるポリエチレンテレフタレートポリエステルの熱安定性を向上させるか、又は該ポリエステルの連続製造全体の生産性を向上させるか、或いは上記の熱安定性と生産性の両方を向上させる方法にして、次の: リン含有安定剤が重合の大部分において重合触媒の性能に影響を及ぼさないようにし、それによって該ポリエチレンテレフタレートポリエステルの熱安定性又は生産量を選択的に向上させるか、或いは上記の熱安定性と生産量の両方を向上させるために、該重合触媒を含有する実質的に完全に重合されているポリエステル溶融物に、重縮合反応の終了時又は終了後であって、該重合ポリエステルの後続加工処理前に該安定剤を加える工程を含んで成る、上記のポリエステル重合触媒を失活させる方法。
IPC (4件):
C08G 63/88 ,  C08G 63/82 ,  C08K 5/49 ,  C08L 67/02
FI (4件):
C08G 63/88 ,  C08G 63/82 ,  C08K 5/49 ,  C08L 67/02

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