特許
J-GLOBAL ID:200903052740917825

自動電力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-211569
公開番号(公開出願番号):特開平5-007178
出願日: 1991年07月29日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】直交振幅変調等の線形変調を用い、多元接続方式においては時分割多元接続方式を用いた無線通信システムに適用される場合にも、各タイムスロット毎の平均電力を同一に制御可能な自動電力制御装置を提供することを目的とする。【構成】自動電力制御装置20は、送信装置から出力される変調波を増幅するレベル可変部1と、レベル可変部が出力する変調波の電力レベルを検出するレベル検出部2と、送信装置に割り当てタイムスロット以外の期間に、次タイムスロット期間に送信すべきディジタルデータに基づいて得られる変調信号により搬送波を線形変調して得られる変調部分により変動を受ける無変調部分の電力を算出する演算部21と、演算部により算出された無変調波の電力レベルと送信スロット内の平均電力との電力差を平均電力に加算して得られる値の電力レベルとレベル検出部で検出された電力レベルとを比較する比較部3とから構成されている。
請求項(抜粋):
ディジタルデータを線形変調して時分割多元接続方式で、かつ各タイムスロットの先端部に所定期間の無変調波を付加して送信する送信装置の出力を所定レベルに制御する自動電力制御装置であって、前記送信装置から出力される変調波を外部から指定された増幅率で増幅するレベル可変手段と、前記レベル可変手段が出力する変調波の電力レベルを検出するレベル検出手段と、前記送信装置に割り当てられたタイムスロット以外の期間に、次のタイムスロット期間に送信すべきディジタルデータに基づき、そのディジタルデータを線形変調して得られる変調波による前記無変調波の変動電力を算出する演算手段と、前記演算手段により算出された無変調波の電力レベルと当該タイムスロットの平均電力との差を前記平均電力に加算した値の電力レベルと前記レベル検出手段で検出された電力レベルとを比較する比較手段と、前記無変調波の送信期間に、前記比較手段の比較結果より前記比較手段が比較する2つの電力レベルが同一な等しいレベルになるように前記レベル可変手段の増幅率を調整した後、前記変調波の送信期間には前記無変調波の送信期間に設定された増幅率で前記レベル可変手段を動作させるレベル可変制御手段と、から構成されていることを特徴とする自動電力制御装置。
IPC (3件):
H04B 7/26 102 ,  H03G 3/30 ,  H04J 3/00

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