特許
J-GLOBAL ID:200903052743715000

エアバッグ装置の取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119667
公開番号(公開出願番号):特開平10-310013
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 エアバッグ装置の製造作業性及び取付作業性を共に向上させることができるエアバッグ装置の取付構造を提供する。【解決手段】 エアバッグ装置15の製造作業性を向上させるために、リッド19とケース18とを遊びをもった状態で一体化したものでありながら、リッド19は係合爪25、26、27によりインストルメントパネル1の開口部2に対して正確に位置決めされ、ケース18はブラケット(上下方向)29、下向き突起(前後方向)32、クリップ(左右方向)33により正確に位置決めされるため、ケース18のベース部34とステアリングメンバ12のネジ孔14、35同士は正確に合致し、エアバッグ装置15の取付作業性が向上する。
請求項(抜粋):
内部にインフレータ及びエアバッグを収納したケースと、該ケースの上部開口を閉塞するリッドとから成り、リッドの裏面に形成された前後一対の取付片に係合孔を設け、該係合孔にケースの前後面に取付けたフックを所定の遊びを設けて係合させた構造のエアバッグ装置を、インストルメントパネルの表面部に形成した開口部内に設け、ケースに設けたベース部を車体固定部材に対してネジ止めするエアバッグ装置の取付構造であって、前記リッドの裏面にインストルメントパネルの開口部の周縁部に対して係合する係合爪を形成し、且つインストルメントパネルに形成された開口部の左右両縁部にそれぞれ開口部内へ突出すると共にスリットの形成された左右一対のレインフォースを設け、前記ケースの左右側面に、レインフォースの上面に当接してケースの上下方向での位置決めを行うブラケットと、レインフォースのスリットに挿入されてケースの前後方向での位置決めを行う下向き突起と、レインフォースの内側端と係合してケースの左右方向での位置決めを行うクリップと、を設けたことを特徴とするエアバッグ装置の取付構造。

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