特許
J-GLOBAL ID:200903052747186834

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-117086
公開番号(公開出願番号):特開平5-312259
出願日: 1992年05月11日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 変速時に出力軸トルクを検出して係合手段の油圧を制御する自動変速機の変速制御装置において、アップシフト変速時、制御系のバラツキにかかわらず常に高レベルの変速ショック低減を達成すること。【構成】 変速開始後、実トルク変化率と予め設定されている目標トルク変化率との偏差を小さくするように、高速段摩擦係合手段bもしくは低速段係合手段cの油圧をフィードバック制御することで、制御系のバラツキにかかわらず要求通りの一定の出力軸トルクを得る第1変速油圧制御手段f1を設けた。また、実トルク変化率と予め設定されている目標トルク変化率に代えて、サンプリング時間毎に得られる実出力軸トルク値と予めサンプリング時間間隔に設定されている目標出力軸トルク値として同様にフィードバック制御する第2変速油圧制御手段f2を設けた。
請求項(抜粋):
自動変速機の出力軸トルクを検出する出力軸トルク検出手段と、高速段を達成する高速段摩擦係合手段と、前記高速段より1段低い変速段である低速段を達成する低速段係合手段と、前記低速段係合手段から高速段摩擦係合手段への切り換えを行なうアップシフト変速の変速開始判断を検出する変速開始判断検出手段と、変速開始判断の検出後、前記出力軸トルク検出手段から所定のサンプリング時間で出力軸トルク値をサンプルし、単位時間あたりのトルク変化率を求めるトルク変化率演算手段と、前記トルク変化率演算手段からの実トルク変化率と予め設定されている目標トルク変化率との偏差を小さくするように、高速段摩擦係合手段もしくは低速段係合手段の油圧をフィードバック制御する第1変速油圧制御手段と、を備えていることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:40

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