特許
J-GLOBAL ID:200903052755384840

データ圧縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199464
公開番号(公開出願番号):特開平6-046395
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】ディジタル磁気記録装置に記録するのに適し、高能率で画質劣化の少ないデータ圧縮を行う。【構成】端子1から画像データを入力し、空間フィルタ10で斜め高域成分を抑圧し、標本化回路20でデータ量を半減する。そして直交変換、量子化、可変長符号化を行った後、フィールド毎の圧縮データ量を一定値内抑え、最小復号化単位にヘッダを付加してVTRに記録する。そして、VTRからの圧縮データに、一連の伸長処理を施した後、出力端子2から出力する。【効果】画素あたりのビット数を倍にできるので、画質劣化を抑え、且つ高能率な画像圧縮を行うことができる。さらに、最小復号化単位にヘッダを付加することで、サーチ等の高速再生をも可能にする。
請求項(抜粋):
映像信号の複数の画素データをひとかたまりとして、シンクブロック単位に記録するディジタルVTRに、上記映像信号よりも広帯域の映像信号を圧縮して記録するためのデータ圧縮装置において、上記入力された広帯域の映像信号の画像データの空間周波数帯域を制限するフィルタ回路と、上記フィルタ回路により、帯域制限された映像信号のフィールド画像データをライン間でオフセットするようにサンプリングする標本化回路と、上記オフセット上にサンプリングされた画像データのn×n(nは2以上の整数)画素から成るブロックに対し直交変換をする直交変換回路と、上記直交変換回路により変換された画像データを量子化する量子化回路と、上記量子化された画像データを、フィールド毎ないしは複数フィールド毎のデータ量を一定値内に抑えて可変長符号化する可変長符号化回路と、上記可変長符号化された画像データの位置情報が、上記シンクブロックに少なくとも1つ入るようにヘッダ情報を付加する手段と、を有することを特徴とするデータ圧縮装置。

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