特許
J-GLOBAL ID:200903052765252062

多出力スイッチングレギュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166353
公開番号(公開出願番号):特開平6-014541
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【目的】 スイッチング素子のオン・オフ動作停止時に、複数の出力の立下りを揃え、この電源を用いた機器の誤動作や重大事故の発生を防止する。【構成】 高い出力電圧V1(駆動用25V)の第1の出力と低い出力電圧V2(制御用5V)の第2の出力とを有する多出力スイッチングレギュレータに、2次巻線N5と出力電圧V3の整流平滑回路と動作検出手段(Q101)と、放電抵抗R8とトランジスタQ2からなる放電回路とを設ける。動作検出手段が出力電圧V3の低下によりスイッチング素子Q1の動作停止を検出すると、放電回路がコンデンサC4の電荷を放電させて出力電圧V1を急速に降下させるから、出力電圧V2が降下して制御回路が動作しなくなっても、無制御状態における駆動部材の誤動作を防止できる。
請求項(抜粋):
交流電源から入力する交流電力を1次整流平滑して得られた1次直流電力を複数の外部出力用2次巻線を備えたトランスの1次巻線とスイッチング素子との直列回路に入力し、そのスイッチング素子をオン・オフすることにより前記外部出力用2次巻線に誘起される電力をそれぞれ2次整流平滑して外部の負荷に出力すると共に、それらの外部出力の内のいずれかを帰還系出力として出力電圧を検出し、検出された該出力電圧に応じてパルス幅変調される駆動パルスで前記スイッチング素子を駆動することにより前記外部出力の電圧を安定化する多出力スイッチングレギュレータにおいて、前記スイッチング素子のオン・オフ動作停止を検出する動作検出手段と、該動作検出手段がオン・オフ動作停止を検出した時に前記外部出力用の2次整流平滑回路の平滑コンデンサの電荷を放電する放電回路とを設けたことを特徴とする多出力スイッチングレギュレータ。
IPC (2件):
H02M 3/28 ,  H02M 7/06

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