特許
J-GLOBAL ID:200903052765983571

バルブ機構を有するマイクロ流体デバイス及びその流量調節方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-291209
公開番号(公開出願番号):特開2002-219697
出願日: 2001年09月25日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】【課題】 構造が簡単で、確実な開閉や流量調節が行え、しかも耐圧性が高いバルブ機構を有するマイクロ流体デバイスを提供すること。【解決手段】 表面に溝を有する部材(A)の溝が形成された面に、0.5〜500μmの厚みを有する部材(B)が接着され、部材(A)の溝と部材(B)とで幅1〜1000μm、高さ1〜1000μmの毛細管状の流路が形成され、該流路の途上に空隙部を有し、該空隙部の幅が毛細管状の流路の幅の0.5〜100倍で、該空隙部の最大高さ/最大幅の比が1以下であるバルブ機構を有するマイクロ流体デバイスであって、(i) 部材(A)の少なくとも該空隙部周辺部が引張弾性率0.1〜500MPaの範囲にある素材で形成され、(ii) 部材(B)の少なくとも該空隙部周辺部が引張弾性率0.7〜10GPaの範囲にある素材で形成され、(iii)部材(B)側の空隙部に相対する位置に凸状構造が設けられ、部材(B)の外側から該凸状構造を介して空隙部を圧迫することによって空隙部の容積が可逆的に減少可能なバルブ機構を有するマイクロ流体デバイス。
請求項(抜粋):
表面に溝を有する部材(A)の溝が形成された面に、部材(B)が接着され、部材(A)の溝と部材(B)とで幅1〜1000μm、高さ1〜1000μmの毛細管状の流路が形成され、該流路の途上に、幅が毛細管状の流路幅の0.5〜100倍で、該空隙部の最大高さ/最大幅の比が1以下である空隙部が形成されたマイクロ流体デバイスであって、(i) 部材(A)の少なくとも空隙部周辺部が、引張弾性率0.1MPa以上、700MPa未満の範囲にある素材で形成され、(ii) 部材(B)の少なくとも空隙部周辺部が、引張弾性率0.7〜10GPaの範囲にある素材で形成され、且つ0.5〜500μmの厚みを有し、(iii)部材(B)側の、空隙部に相対する位置に凸状構造が設けられ、部材(B)の外側から該凸状構造を介して空隙部を圧迫することによって空隙部の容積が可逆的に減少可能なバルブ機構を有するマイクロ流体デバイス。
IPC (6件):
B81B 3/00 ,  B01J 19/00 321 ,  B01J 19/00 ZCC ,  G01N 37/00 101 ,  F16K 7/12 ,  F17D 3/01
FI (6件):
B81B 3/00 ,  B01J 19/00 321 ,  B01J 19/00 ZCC Z ,  G01N 37/00 101 ,  F16K 7/12 Z ,  F17D 3/01
Fターム (16件):
3J071BB14 ,  3J071CC11 ,  3J071EE01 ,  3J071FF16 ,  4G075AA02 ,  4G075AA39 ,  4G075AA61 ,  4G075BD01 ,  4G075DA02 ,  4G075EC07 ,  4G075EC09 ,  4G075EE03 ,  4G075EE23 ,  4G075EE31 ,  4G075FA02 ,  4G075FC17

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