特許
J-GLOBAL ID:200903052770704770
数値制御装置、数値制御装置用制御プログラム及び数値制御装置用記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡村 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-083633
公開番号(公開出願番号):特開2009-237929
出願日: 2008年03月27日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】第1の移動終了位置の方へ早送りする際に余分に惰走させる惰走距離を自動的に決定可能にし且つ汎用性のある制御プログラムにより惰走距離を決定可能にする数値制御装置、この数値制御装置用制御プログラム及び記録媒体を提供することである。【解決手段】主軸ヘッドをZ軸モータにより各切削動作完了位置から復帰位置の方へ早送りする際に、制御指令に基づく減速開始タイミングになるまで早送りし、その後早送り速度を維持したまま復帰位置まで復帰動作させ、その後Z軸モータを速度零になるまで減速動作させる。前記復帰位置に到達後に、X軸,Y軸モータの少なくとも一方による早送りを実行させ、主軸ヘッドが復帰位置を超えて惰走した惰走距離を演算し、Z軸モータの減速動作による主軸ヘッドの停止後、前記惰走距離の分だけZ軸モータを復帰動作とは逆方向へ動作させる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
工具又はワークの移動終了位置と指令速度を含む位置決め指令を有する加工プログラムに基づいて工作機械の複数の送りモータに指令し、工具とワークとを相対的に移動させてワークを加工する数値制御装置において、
前記送りモータにより移動される前記工具又はワークの位置に関する情報を取得する位置情報取得手段と、
前記加工プログラムが、第1移動終了位置を含む第1位置決め指令と、第2移動終了位置を含む第2位置決め指令とを連続的に実行する指令として有する場合、第1送りモータによって前記工具又はワークが前記第1位置決め指令に基づく指令速度で減速することなく前記第1移動終了位置まで移動したことを前記位置情報取得手段が取得した際、前記第1送りモータを減速させる第1制御手段と、
前記工具又はワークが前記第1位置決め指令に基づいて第1移動終了位置まで移動したことを前記位置情報取得手段が取得した際、前記第2位置決め指令に基づき前記工具又はワークの移動を開始するように前記第1送りモータとは異なる第2送りモータを駆動する第2制御手段と、
前記第1制御手段によって前記第1送りモータを減速させて前記工具又はワークが前記第1移動終了位置を超えて停止した停止位置を前記位置情報取得手段が取得し、この位置情報取得手段により取得された停止位置と前記第1移動終了位置とに基づいて前記工具又はワークが惰走した距離を演算する惰走距離演算手段と、
前記惰走距離演算手段によって演算された距離に基づいて、前記工具又はワークを前記第1移動終了位置へ位置決めするように前記第1送りモータを駆動する第3制御手段と
を備えたことを特徴とする数値制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (14件):
3C269AB04
, 3C269AB05
, 3C269AB31
, 3C269BB05
, 3C269CC02
, 3C269DD01
, 3C269EF02
, 3C269EF20
, 3C269EF25
, 3C269EF59
, 3C269GG01
, 3C269HH09
, 3C269JJ11
, 3C269MN36
引用特許:
前のページに戻る