特許
J-GLOBAL ID:200903052771198053

電波伝搬損失推定方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 英生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061782
公開番号(公開出願番号):特開平10-239363
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 高精度な推定処理が可能な電波伝搬損失推定方式及び装置を提供すること。【解決手段】 学習処理においては、中央値算出部3が中央値系列データを作成する。多層型ニューラルネットワーク処理部6は、例えば3層の人工的神経回路網からなり、複数の出力用ノードの出力値系列が複数の受信位置での伝搬損失値の中央値系列に対応するように構成される。出力ノード数決定処理部4は、出力用ノード数が中央値算出時の区間長と等しく対応するように設定する。そして、送信局からの距離と伝搬条件値とを入力データ、中央値系列データを教師データとして学習処理を行う。推定時には、学習後の人工的神経回路網へ所望の伝搬条件値及び送信局からの距離を入力し、伝搬損失中央値の推定値を求める。
請求項(抜粋):
送信局と受信局との間の伝搬距離の変化に応じて変動する電界強度に関して、送信局からの距離に対応した伝搬損失を推定するため、人工的神経回路網における複数の出力用ノードの出力値が複数の受信位置での伝搬損失に関する値からなる系列データに対応するように複数の出力用ノードを設定し、送信局からの距離値と伝搬条件値とを入力データとし、学習過程での出力の目標値とする教師データとして中央値の系列データを用いて、人工的神経回路網が有する各ノード間の結合荷重を適切に決定するように学習処理を行うことを特徴とする電波伝搬損失推定方法。
IPC (2件):
G01R 29/08 ,  H04B 17/00
FI (2件):
G01R 29/08 B ,  H04B 17/00 M

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