特許
J-GLOBAL ID:200903052777325960
インクジェット記録装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-308568
公開番号(公開出願番号):特開平10-146986
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 部品点数を増加させることなく、ヘッドノズル部における必要個所の気密性を十分に高めかつ保湿性を維持して、インク乾燥による目詰まりなどを防止できるようにする。【解決手段】 キャップ10を、その一端開口側の周端に沿ってノズル20側に密着する環状のシールリップ13を設けた弾性枠体11と、この弾性枠体11の他端開口側を塞ぐ底板部16を有し、かつ底板部16中心に吸引機構に連通する吸引孔18を有するベース15とによって構成し、弾性枠体11の図でいう下側の他端開口側の周端とベース15の底板部16との間に、従来からのインク吸収体部材を必要とせず、それに代わる所要の間隙Cを設けて組み立てる。この間隙Cを通して弾性枠体11の内部と吸引孔18とを連通させる。ノズル部20から変質インク等を吸い出す際、変質インクの一部は間隙Cに毛細管現象で滞留してインク膜21を形成し、吸引孔18との連通を断って、弾性枠体11の内部の気密性を高める。
請求項(抜粋):
インクジェットのノズル部に密着して密閉空間を形成し、ノズル部の乾燥を防止しかつ廃インクの吸い出しに用いられるキャップを備えたインクジェット記録装置において、前記キャップは、両端開口となっている一端側の開口周端に沿ってノズル部に密着する環状のシールリップが設けられた弾性枠体と、この弾性枠体の他端側の開口部を閉塞する底板部を有しかつ底板部の中心部に吸引機構に連通する吸引孔を有して弾性枠体を保持するベースとよりなり、弾性枠体の他端側の開口周端とベースの底板部との間に、所要の間隙を設けて塞ぐがごとくに組み立てられ、この間隙を通して弾性枠体の内部と底板部の吸引孔とを連通させてなっていることを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (3件):
B41J 2/165
, B41J 2/18
, B41J 2/185
FI (2件):
B41J 3/04 102 N
, B41J 3/04 102 R
引用特許:
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