特許
J-GLOBAL ID:200903052779892552

誘導電動機のベクトル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-185590
公開番号(公開出願番号):特開平6-038573
出願日: 1992年07月14日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 誘導電動機内の角速度ωOによるトルク電流と励磁電流の互いの干渉項の存在が電流制御系の応答性に影響するのを無くす。【構成】 トルク電流指令と励磁電流指令から電流制御系を有して誘導電動機をベクトル制御するにおいて、電流制御部を電流指令IT,IOとその検出値ITFB,IOFBとの偏差から夫々比例積分演算手段11a,11cで演算し、これら演算結果に干渉項補償手段11b,11dで求めた干渉分ωOL1IOOL(σ)ITを加減算することにより誘導電動機内の干渉項と相殺する。
請求項(抜粋):
誘導電動機のトルク電流指令ITと励磁電流指令IOから電流制御系を有して該誘導電動機をベクトル制御するベクトル制御装置において、前記電流制御系は、トルク電流指令ITと誘導電動機のトルク電流検出値ITFBの偏差を比例積分演算するトルク電流制御手段と、この演算結果に誘導電動機の電源角速度ωOと一次インダクタンスL1を励磁電流検出値IOFBに乗算した値を加算する第1の干渉項補償手段と、励磁電流指令IOと励磁電流検出値IOFBの偏差を比例積分演算する励磁電流制御手段と、誘導電動機の電源角周波数ωOと等価漏れインダクタンスL(σ)をトルク電流検出値ITFBに乗算した値を前記励磁電流制御手段の演算結果から減算する第2の干渉項補償手段とを備えたことを特徴とする誘導電動機のベクトル制御装置。
IPC (2件):
H02P 5/408 ,  H02P 5/41 302
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-168993
  • 特開平3-107386

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