特許
J-GLOBAL ID:200903052790108090

音声通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-124865
公開番号(公開出願番号):特開平6-030104
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 ハンズフリー通話開始直後における初期エコーの発生を低減し、これにより通話開始直後においても音響エコーの影響を受けずに高品質の通話を行なえるようにする。【構成】 着信時には着信応答操作に応じて、ハンズフリー通話を可能にするための制御が行なわれた後の実質的にまだハンズフリー通話が開始されていない期間に、チャープ音によるエコーキャンセラ30の初期トレーニングを行ない、また発信時には通話相手装置の応答に伴い通話リンクが形成されたことに応じて、ハンズフリー通話を可能にするための制御が行なわれた後の実質的にまだハンズフリー通話が開始されていない期間に、チャープ音によるエコーキャンセラ30の初期トレーニングを行ない、これによりエコーキャンセラ30に、ハンズフリー通話空間の特性に応じた最適な特性を初期設定するようにしたものである。
請求項(抜粋):
受話音声信号に対応する受話音声を拡声出力するためのハンズフリー通話用のスピーカ手段と、送話音声を集音して対応する送話信号を出力するためのハンズフリー通話用のマイクロホン手段と、前記スピーカ手段から前記マイクロホン手段に至る音響エコーパスを推定してその推定結果を基に擬似エコーを生成し、この擬似エコーを前記送話信号から差し引くためのエコーキャンセル手段と、このエコーキャンセル手段を初期トレーニングするためのチャープ信号を発生するためのチャープ信号発生手段と、ハンズフリー通話を開始するための所定の条件が成立したことに応じて、前記チャープ信号発生手段から発生されたチャープ信号に対応するチャープ音を前記スピーカ手段から拡声出力させ、このチャープ音を基に前記エコーキャンセル手段に初期トレーニングを行なわせるためのトレーニング制御手段とを具備したことを特徴とする音声通信装置。
IPC (2件):
H04M 1/60 ,  H04B 3/23
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-050655
  • 特開昭60-117928
  • 特開平2-224559

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