特許
J-GLOBAL ID:200903052793264718

PCクラスタ計算機における計算ノードの選択と選択された計算ノードの起動とプログラムの配布スケジューリング処理の方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-043581
公開番号(公開出願番号):特開2006-228093
出願日: 2005年02月21日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】異種OSを持つパーソナルコンピュータ、性能が異なるパーソナルコンピュータ、サービス提供機が混在する環境においてPCクラスタ計算機を構築する際に、従来の計算ノードの選択方法では、サービス提供機の検出及びクライアントコンピュータの持つOSの適合状態を自動検知し、起動方法の選択をすることができなかった。【解決手段】 本発明は、サービス提供機の検出機能によりサービス提供機の検出、クライアントコンピュータの持つOSの判定機能により、クライアントコンピュータの起動方法を選択することができる。また、グループ化機能、プログラム配布スケジュール作成機能によりプロセスを最短時間で履行させることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ネットワークに接続されている複数のパーソナルコンピュータを用いてPCクラスタ計算機を構築するために、計算ノードとしての複数のクライアントコンピュータとクライアントコンピュータを管理するサーバコンピュータにおいて、クライアントコンピュータの中央処理装置の性能、メモリの占有率、NIC(Network Interface Card)のハードウェアの通信速度、サーバコンピュータとの通信速度、サーバコンピュータ及びクライアントコンピュータのプロセス履行状態および過去の履歴に応じて、クライアントコンピュータをグループごとに分類する手段と、クライアントコンピュータの中央処理装置の性能、メモリの占有率、NIC(Network Interface Card)のハードウェアの通信速度、サーバコンピュータとの通信速度、サーバコンピュータ及びクライアントコンピュータのプロセス履行状態および過去の履歴にもとづいて、クライアントコンピュータを自動でグループに追加またはグループから削除する手段と、クライアントコンピュータの中央処理装置の性能、メモリの占有率、NIC(Network Interface Card)のハードウェアの通信速度、サーバコンピュータとの通信速度、サーバコンピュータ及びクライアントコンピュータのプロセス履行状態および過去の履歴にもとづいて、グループごとにコンピュータをネットワーク起動する手段と、クライアントコンピュータの中央処理装置の性能、メモリの占有率、NIC(Network Interface Card)のハードウェアの通信速度、サーバコンピュータとの通信速度、サーバコンピュータ及びクライアントコンピュータのプロセス履行状態および過去の履歴にもとづいて、グループを構成するクライアントコンピュータに対し、サーバコンピュータからPCクラスタ計算機を構成する計算ノードとしてクライアントコンピュータを起動し、プログラムを送信し、計算を実行し、結果を受け取る間のプロセスを最短時間で履行するクライアントコンピュータのグループを履行前に予測し、PCクラスタ計算機として全体の計算に必要な時間を最小限にするためのプログラム配布スケジュールを作成し、そのスケジュールに基づいて全計算を履行する手段と、クライアントコンピュータにおいてPCクラスタ計算機を構築するOS(Operating System)としての適合状態を自動検知し、検知した結果または過去の起動履歴に応じて、サーバコンピュータから起動するためのOSをネットワークからダウンロードするディスクレスブート方式またはクライアントコンピュータの外部記憶装置に保存されているOSを用いて起動するローカルブート方式を自動で選択する機能を備えたPCクラスタ計算機装置。
IPC (2件):
G06F 9/50 ,  G06F 9/445
FI (2件):
G06F9/46 465A ,  G06F9/06 610J
Fターム (2件):
5B076BA05 ,  5B176BA05
引用特許:
出願人引用 (1件)

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