特許

J-GLOBAL ID：200903052805686745

乾式絶縁コイル用ヒートプレス装置

発明者： 中山 昭伸 ,  加藤 義兼 ,  竹田 政寛
出願人/特許権者： 富士電機株式会社
代理人 (1件)： 駒田 喜英
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-233664
公開番号（公開出願番号）：特開平10-066317
出願日： 1996年08月15日
公開日（公表日）： 1998年03月06日
要約：

【要約】【課題】絶縁コイルの長さ寸法に合わせて調節してヒートプレス成形できるとともに、複数本の絶縁コイルを同時に成形することが可能な省力化された品質の安定した絶縁コイルを成形することができる高圧回転機の乾式絶縁コイル用ヒートプレス装置を提供する。【解決手段】スロット部1a及びエンド部1bの長さ方向の絶縁コイル1の絶縁層1c及び1dの4面にそれぞれ芯金8及び12を介して当接するスロットヒートプレート9及びエンドヒートプレート13と、これらのヒートプレート9及び13の長さ方向に複数個配され、前記ヒートプレート9及び13の外周面を加圧するスロットプレスユニット10及びエンドプレスユニット14とからなるエンド部1a及びエンド部1bの各ヒートプレス装置をそれぞれ構成して、絶縁コイル1の絶縁層を均一に加圧して加熱硬化する。

請求項（抜粋）：

断面矩形状に成形した導体束の外周に未硬化の乾式絶縁層を設けた絶縁コイルのスロット部の長さ方向の前記絶縁層の4面にそれぞれ当接して前記絶縁コイルが所定の寸法となるように設けた4個の芯金と、この4個の芯金の外周の面にそれぞれ配された4個のスロットヒートプレートと、この4個のスロットヒートプレートの外周に長さ方向に間隔をもって複数個設けられた前記スロットヒートプレートの面を加圧する油圧シリンダからなるスロットプレスユニットと、この複数個のスロットプレスユニットに連通してこれらのスロットプレスユニットを長さ方向に位置決め保持するラックギアとからなり、前記スロットヒートプレートにより絶縁コイルのスロット部の絶縁層の4面を所定温度に加温した状態で、前記スロット部の長さ方向に設けた複数個のスロットプレスユニットによりスロット部の絶縁層を均一に加圧して加熱硬化することを特徴とする乾式絶縁コイル用ヒートプレス装置。

IPC (4件)：

H02K 15/12 ,  B29C 70/06 ,  C08J 5/24 ,  B29L 31:34

FI (3件)：

H02K 15/12 F ,  C08J 5/24 ,  B29C 67/14 G