特許
J-GLOBAL ID:200903052809695579

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-083883
公開番号(公開出願番号):特開平5-278597
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年10月26日
要約:
【要約】【目的】 ブレーキ圧力の減圧により車両停止時に発生する車体の前後方向振動を適切に低減し、車体のゆれ戻りを少なくするとともに、いかなる走行状態においても、確実に車両を停止させることができ、かつマスタシリンダとホイールシリンダを再び連通したときのことを考慮した車両用ブレーキ装置を提供すること。【構成】 坂路勾配θ、レンジ位置、駆動力Fに基づいて算出した必要残圧量P0 までホイールシリンダの圧力PW を滑らかに減圧し、ブレーキOFF状態となってから、減圧調整弁をΔT間ON状態としてから三位置電磁弁をaの状態とすることで、ホイールシリンダの圧力PW を必要残圧量P0 から滑らかに減圧する構成となっている。
請求項(抜粋):
車両の走行速度を検出する速度検出手段と、ブレーキ圧力を減圧する減圧手段とを備え、マスタシリンダからホイールシリンダへブレーキ圧力を伝達することによって車両の走行速度が低下して車両が停止状態に移行する時に、マスタシリンダからホイールシリンダへのブレーキ圧力の伝達を遮断してホイールシリンダのブレーキ圧力を減圧することにより、車両停止時のゆれ戻りを抑制する車両用ブレーキ装置において、少なくとも車両停止状態の情報を含む車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記走行状態検出手段によって検出された車両の走行状態から、車両の停止状態を維持するのに必要なブレーキ圧力残圧値を算出する残圧値算出手段と、前記残圧値算出手段によって算出されたブレーキ圧力残圧値まで前記ブレーキ圧力を減圧すべく前記減圧手段を制御する制御手段と、前記制御手段による前記減圧手段への制御によって前記ブレーキ圧力残圧値まで前記ブレーキ圧力が減圧がされた後、前記車両停止状態の情報に基づいてマスタシリンダからホイールシリンダへのブレーキ圧力の伝達を遮断した状態から伝達を可能な状態に切り換える切り換え手段と、を備えることを特徴とする車両用ブレーキ装置。

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