特許
J-GLOBAL ID:200903052810894461

デジタル階調処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-306146
公開番号(公開出願番号):特開平10-150576
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】多階調の入力画像データを2値化して画像出力を行なうカラープリンタの階調処理装置あるいはその階調処理方法において、安価な回路で高速化可能で色重ねずれに対して安定な色再現が可能な階調処理を実現する。【解決手段】ディザ法により2値化を行なうための閾置配列3を一辺が2のn乗の正方形配列の閾値配列として、非直交の網点格子を生成する閾値配列と直交の網点格子を生成する閾値配列を用い、それらの生成する網点格子が色毎に並置されるよう設定する。【効果】一辺が2のn乗の大きさの閾値配列3により、アドレス発生回路4が簡略化される。また、各色毎の閾値配列3による網点格子は並置性と色重ねずれに対して網点の重なり部分24,25の増減を相互に補償する。これによって、安価で高速な回路により、色重ねずれに対して安定で高彩度な階調処理が実現される。
請求項(抜粋):
3色または、4色の基本色の重ね合わせにより色再現を行なうカラープリンタの階調処理方法であって、1画素多階調の画素配列からなる入力画像データを、閾値配列との比較により1画素2階調の画素配列からなる出力画像データに変換する階調処理方法において、該閾値配列は、一辺が2のn乗(n = 1, 2, 3, ...)の矩形配列であってかつ、一様な入力画素データに対する出力は、階調値の増大に対応して直径の増大する網点格子となる閾値配列を少なくとも2種類以上備えることを特徴とする階調処理方法。
IPC (3件):
H04N 1/46 ,  B41J 2/525 ,  H04N 1/405
FI (3件):
H04N 1/40 103 C ,  B41J 3/00 B ,  H04N 1/40 C

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