特許
J-GLOBAL ID:200903052812087954

枯草菌による植物の処置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-536560
公開番号(公開出願番号):特表平11-506102
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】バシラス・サブチリス(B.subtilis),バシラス・セレウス(B.cereus),またはATCC 55675(BP01)の輸送促進因子と同時か、その前か、その後で、植物の葉全体に農業的に効果的な活性成分を適用する。特に好ましいのは、塩化メピカート、または除草剤の何れかと、ATCC 55675の輸送促進因子との組成物である。
請求項(抜粋):
1.処置を施した植物上の結実部の数を増大させるのに有益な組成物であって、該組成物が、 植物増殖阻害因子、または除草剤の何れかを含有している、農業的に効果的な活性成分と、 細胞、胞子、培養物、またはその懸濁液の形状であって、上記の農業的に効果のある活性成分の効率を促進するのに十分な量を有する、バシラス・サブチリス(B.subtilis),バシラス・セレウス(B.cereus),またはATCC 55675の輸送促進因子とを含む上記の組成物。 2.前記の農業的に効果的な活性成分が塩化メピカ-ト(mepiquat chloride)であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 3.前記の農業的に効果的な活性成分が塩化クロルメピカ-ト(chlormepiquat chloride)であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 4.前記の農業的に効果的な活性成分がトリアジン(triazine)除草剤であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 5.前記の農業的に効果的な活性成分がアトラジン(atrazine)であることを特徴とする、請求項5に記載の組成物。 6.前記の輸送促進因子が、約150,000 CFU/ml から約600,000CFU/ml の範囲にある量の、ATCC 55675 であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物 7.前記の組成物が、7より大きいpHを示すものであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 8.バシラス・サブチリス(B.subtilis),バシラス・セレウス(B.cereus),またはATCC 55675の輸送促進因子を具備した組成物を、植物の葉全体に適用したときに、前記の植物増殖制御因子で処置するが、前記の輸送促進因子では処置していない植物と比較して、結実部の数を増大させるのに十分な量において、植物の葉全体に適用する工程を具備した方法により、果実産生植物上の結実部の数を増大させる方法。 9.前記の適用工程が更に、ATCC55675 と植物増殖阻害因子とを適用することを具備していることを特徴とする、請求項9に記載の方法。 10.前記の植物増殖阻害因子が塩化クロルメカ-ト(chlormequat chloride)である前記組成物を適用する適用工程を具備することを特徴とする、請求項10に記載の方法。 11.前記の植物増殖阻害因子が除草剤である前記組成物を適用することを具備した適用工程を特徴とする、請求項10に記載の方法。 12.前記の植物増殖阻害因子が塩化メピカ-ト(mepiquat chloride)を含み、また前記の組成物が植物成長ホルモンを含んでいないことを特徴とする前記組成物を適用することを具備した適用工程を特徴とする、請求項10に記載の方法。 13.前記の輸送阻害促進因子と、前記の植物増殖阻害因子とを同時に植物の葉全体に適用することを具備した適用工程を特徴とする、請求項13に記載の方法。 14.前記の輸送促進因子を前記の植物の葉全体に約0.1X1010CFU/エ-カ-から、約10X1010CFU/エ-カ-の範囲の率で適用することを具備した適用上程を特徴とする、請求項9に記載の方法。 15.前記の輸送促進因子を前記の植物の葉全体に、約0.5X1010CFU/エ-カ-から、約8X1010CFU/エ-カ-の範囲の率で適用することを具備した適用工程を特徴とする、請求項9に記載の方法。 16.以下のものを具備した組成物を植物の葉全体に適用する工程を含む方法により、除草剤、植物増殖阻害因子、殺真菌剤、または全身性殺虫剤の効果を増大させる方法 (a)バシラス・サブチリス(B.subtilis),バシラス・セレウス(B.cereus),またはATCC 55675の輸送促進因子; (b)農業的に効果のある活性成分の有効性を増大させるのに十分な量の、農業的に効果のある活性成分であって、除草剤、植物増殖阻害因子、全身性殺真菌剤、または全身性殺虫剤からなる群から選択した、上記の活性成分。 17.前記の組成物が、農業的に効果のある活性成分、並びに細胞、胞子、培養物、またはその懸濁液の形態であって、また前記の農業的に効果のある活性成分の有効性を促進するのに十分な量の、ATCC 55675 の輸送促進因子を含んでいることを特徴とする、農業的に効果のある活性成分の有効性を増大させるための方法。
IPC (3件):
A01N 63/02 ,  A01N 25/00 101 ,  A01N 43/40 101
FI (3件):
A01N 63/02 E ,  A01N 25/00 101 ,  A01N 43/40 101 P

前のページに戻る