特許
J-GLOBAL ID:200903052814401966

蒸気タービン起動モード決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-139768
公開番号(公開出願番号):特開平11-336507
出願日: 1998年05月21日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 蒸気タービンの起動モードの決定方法に関し、起動決定のスケジュール計算の精度を向上させ、予定の時間に計画通りの発電量が正確に得られるように起動される。【解決手段】 ステップ(A)において、現時点での第1段メタル温度の冷却曲線から起動操作開始時のメタル温度を予測し、この温度での起動モードを求め、これを記憶する。起動モードはメタル温度により決定され、ホットI,ホットII,ウォーム, コールドの各起動モードからなる。ステップ(B)では実起動時に第1段メタル実温度を測定し、この実温度により起動モードを選定する。ステップ(C)では、上記(A),(B)の起動モードを比較し、同じであれば(B)の起動モードを、相違しているとメタル実温度が起動モード境界温度±5°C以内であれば(A)の予測起動モードを、これ以外であれば(B)のメタル実温度での起動モードを選択する。ステップ(D)では、決定した起動モードで軸起動を行う。(A),(B)の起動モードを(C)で比較し、ズレを小さくするので起動スケジュール精度が向上する。
請求項(抜粋):
停止中の現時点での蒸気タービンのメタル温度での冷却曲線に基づいて起動開始時点でのメタル温度を予測し、あらかじめ規定されているメタル温度範囲により区分されている起動モードの中から、同予測したメタル温度に対応する起動モードを選択し;前記起動開始時点でのメタル温度を実測し、同メタル実温度に対応する起動モードを前記規定されている起動モードの中から選択し;前記予測したメタル温度で選択した起動モードと前記実メタル温度で選択した起動モードとを比較し、両起動モードが同じであれば、前記実メタル温度で選択した起動モードを、両者が異なれば、前記実メタル温度が規定差以内の時には前記予測メタル温度で選択した起動モードを、規定値差以外の時は前記実メタル温度で選択した起動モードを正式な起動モードとして決定することを特徴とする蒸気タービン起動モード決定方法。
IPC (2件):
F01D 19/00 ,  G05B 7/02
FI (2件):
F01D 19/00 L ,  G05B 7/02 G
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-032107
  • 特開昭61-098905
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-032107
  • 特開昭61-098905

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