特許
J-GLOBAL ID:200903052815537993
全体の股関節部形成を簡易化するための方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-503765
公開番号(公開出願番号):特表平8-508652
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】患者の足の最終的な長さが補整されるように置換股関節部材の大きさが適当に決定されるのを確実に行うために外科的股関節置換操作に使用するための方法および装置。この操作において、寛骨臼と大腿骨が露出されたら、ケーブルが大腿骨、好ましくは小転子の特定の点と並べられるように、可撓性目盛り付きケーブルの一端が寛骨臼の上部隆起に結合され、そしてケーブルが下方に伸長される。大腿骨の選択された点はマークされ、そして可撓性ケーブルにより運ばれた計量またはマークインジケーターがそれに対して位置決めされる。寛骨臼と大腿骨の固定点間のこの参照距離が決定された後、可撓性ケーブルはその経路から外へ動かされ、その末端は寛骨臼に固定されたままである。その後、全体の股関節形成操作が寛骨臼カップ補綴を用いて通常の方法で続き、そして大腿骨が大腿インプラントを受容するように準備される。大腿骨が準備されたら、試行大腿インプラントが大腿管との適合を決定するために設置される。本発明によれば、適当な最終的な足の長さが得られるように適当な頸の長さの選択は、マークされた位置がケーブルに固定されたインジケーターと並べられるように、大腿骨のマークされた位置に向けて寛骨臼の上部隆起に一端で結合した可撓性ケーブルを伸長することにより促進される。大腿インプラントの頸の長さは置換寛骨臼カップ補綴の内表面と大腿インプラントの軸部との距離に適合するように選択されてもよい。試行頸部は大腿インプラント軸部に設置され、そして寛骨臼カップ中に挿入されてもよい。ケーブルは寛骨臼の上部隆起上の固定点と大腿骨のマークされた点との間を再び伸長されてもよく、そしてより大きいか、またはより小さい大腿の頸部材は正しい長さが得られるまで選択されてもよい。
請求項(抜粋):
以下の工程: 大腿骨の上部と腸骨の寛骨臼領域を外科手術により露出し; 腸骨の寛骨臼領域内の第1の固定位置および大腿骨の露出部分の第2の固定位置をマークし、第1および第2のマークした位置は大腿骨の体重支持軸にほぼ沿って並べられており; 第1および第2の位置間の距離を垂直に伸びた大腿骨で測定し; 寛骨臼カップ補綴を移植する外科的操作を行い、そして全体の股関節補綴の大腿インプラントを受容するように大腿骨を準備し; 測定された距離および体重支持軸に関して大腿骨を位置決めし; 測定された距離および体重支持軸に並べて大腿骨を維持するように大きさが決められた大腿インプラントを選択および移植し; 第1および第2のマーク間の距離および体重支持軸に対する大腿骨の関係を再検査し; 必要ならば第1および第2のマーク間の所望の距離および体重支持軸との全体の並びを与えるために、大腿インプラントの構成要素を調整または置換する、 からなる機能不全股関節の全体の股関節部補綴での置換を含む股関節部再建手術方法。
IPC (3件):
A61F 2/32
, A61B 17/56
, A61F 2/46
FI (3件):
A61F 2/32
, A61B 17/56
, A61F 2/46
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