特許
J-GLOBAL ID:200903052818219364

自動給紙装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 元敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-346872
公開番号(公開出願番号):特開平5-178483
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 静電気等によって第1枚目の紙に吸着した第2枚目の紙が第1枚目の紙に伴われて紙束から引き出されて、紙が重送されるのを防止する。【構成】 第1の紙送りローラ3によって紙束1から送り出された第1枚目の紙14が画像記録装置7への搬入ローラ6に到達して、自動給紙装置の給紙動作が解除されたときに、紙束1の表面に現われた第2枚目の紙15にフェルト18を板バネ17によって押圧して、静電気等によって第1枚目の紙14に吸着した第2枚目の紙15が第1枚目の紙14に伴われて紙束1から引き出されるのを阻止するので、第1枚目の紙14のみが画像記録装置7に供給されるようになって、画像記録装置7への紙の重送が防止できる。
請求項(抜粋):
複数枚の紙が積み重ねられた紙束を装填する紙ケースと、前記紙束の表面が当接すると、前記紙束から前記紙を紙送り方向下流に送り出す第1の紙送り手段と、前記紙ケースより紙送り方向下流側の位置に、前記紙に前記第1の紙送り手段と同じ方向から当接するように配設されており、前記第1の紙送り手段から送り込まれた第1枚目の前記紙を紙送り方向下流に更に送る第2の紙送り手段と、前記第2の紙送り手段に対向し、且つ近接した位置に配設されており、前記第2の紙送り手段との間に第1枚目の前記紙に伴われて送り込まれた第2枚目以降の前記紙の紙送り方向下流への送りを阻止する紙捌き手段と、前記紙捌き手段より紙送り方向下流に位置し、前記第2の紙送り手段から送り込まれた第1枚目の前記紙を挾持して搬入する搬入手段と、第1枚目の前記紙の紙送り方向下流側の端が前記搬入手段に到達してから第1枚目の前記紙の紙送り方向上流側の端が前記第1の紙送り手段に到達するまでの間、前記第1の紙送り手段と第1枚目の前記紙とを離間させると共に、前記第2の紙送り手段と前記紙捌き手段とを離間させて、給紙動作を解除する給紙動作制御手段と、前記紙ケースに装填された前記紙束において、前記紙捌き手段と第2枚目以降の前記紙との当接位置より前記紙の紙送り方向の長さだけ上流側の位置と、前記給紙動作を解除したときの第1枚目の前記紙の紙送り方向上流側の端の位置との間の前記紙束の表面に当接するように配設した摩擦部材と、前記紙束を前記摩擦部材に押圧する押圧部材とが具備されていることを特徴とする自動給紙装置。
IPC (2件):
B65H 3/46 320 ,  H04N 1/00 108
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-075538

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