特許
J-GLOBAL ID:200903052829528040

流動床炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104225
公開番号(公開出願番号):特開平7-310916
出願日: 1994年05月19日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 伝熱管の腐食を防止して効率良く熱回収する。【構成】 乾燥予熱する第1ベッドSBから主燃焼させる第2ベッドFBに被焼却物を移送させて、層材FGと燃焼ガスを上方に吹き上げて隔壁体21の上端部を迂回させて第1ベッドSB側に循環させる流動床式ごみ焼却炉において、隔壁の第1ベッドSB側に、上部に形成された層材受入口25と、層材FGを第1ベッドSB側に排出する層材排出口26と、伝熱管27とを有する層材貯留室24とを備えた熱回収部22を配設し、第2ベッドFBおよび熱回収部22の上方に所定の間隔をあけて配置されて層材FGを前記層材受入口25に案内するガイド壁31を設けた。【効果】 第2ベッドFBで燃焼された燃焼ガスから完全に分離した層材を層材貯留室に導入し、伝熱管を介して熱回収でき、燃焼ガスに含まれる未燃分から分解されて発生する腐食性ガスの影響を無くする。
請求項(抜粋):
炉本体内に上下方向の隔壁を配置して、この隔壁の一側部に焼却物シュートから供給された被燃焼物を乾燥予熱する第1ベッドを設けるとともに、隔壁の他側部に被燃焼物を燃焼させる第2ベッドを設け、第2ベッドから吹き上げられた層材と燃焼ガスを隔壁の上端部を迂回させて第1ベッド側に循環させる流動床炉において、前記隔壁に、または隔壁に代えて上部に形成された層材受入口と、層材を第1ベッド側に排出する層材排出口と、層材から熱を回収する複数の伝熱管を有する熱回収室とを備えた熱回収部を配設し、第1ベッドおよび熱回収部の上方に所定の間隔をあけて配置されて層材を前記層材受入口に案内するガイド壁を設けたことを特徴とする流動床炉。
IPC (2件):
F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/30

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