特許
J-GLOBAL ID:200903052829668489

油圧式建設作業機械の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-124069
公開番号(公開出願番号):特開平10-311065
出願日: 1997年05月14日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 油圧機器のパイロット管路に介装した制御用電磁弁が固渋を起こした場合においても油圧アクチュエーターが暴走するのを防止できる安全性の優れた油圧式建設作業機械の制御装置を提供する。【解決手段】 電磁比例減圧弁13a〜13cの下流に連結された検出用パイロット管路T6 内のパイロット油圧pを圧力検出器11で検出すると共に角度センサー16a〜16cで作業機の屈折部の回動角α,β,γを検出し、例えば、スイッチ10aの押圧操作を解除して電磁比例減圧弁13bの駆動電流を0にした時から所定の動作遅れ時間の後の前記パイロット油圧pが高圧であり、かつ、回動角α,β,γが時間と共に変化していた場合に、制御装置9は電磁比例減圧弁13bの動作が異常と判定して電磁切換弁14を閉じる駆動電流を出力するようにした。
請求項(抜粋):
複数の油圧アクチュエーターに供給される作動油の方向と流量をそれぞれ制御する複数の方向切替弁と、パイロットポンプから供給されるパイロット油を少なくとも1つの前記方向切替弁の受圧室に導くパイロット管路に介装され、制御装置からの駆動電流によって開閉する少なくとも1つの制御用電磁弁とを具えた油圧式建設作業機械の制御装置において、前記制御用電磁弁の下流側に連結されたパイロット管路内のパイロット圧力を検出する圧力検出器と、作業機のそれぞれの屈折部の回動角を検出する角度検出器と、前記制御用電磁弁にパイロット油が流入する流入側副パイロット管路に介装され、前記制御装置からの駆動電流によってパイロット油の流路を遮断する遮断用電磁弁とを設け、前記制御用電磁弁を閉じる制御信号が出力されてから所定時間後に前記圧力検出器が検出した前記パイロット管路内のパイロット圧力が高圧であり、かつ、前記角度検出器が検出した作業機の回動角が時間と共に変化していた時は、前記制御装置は前記制御用電磁弁が動作異常を起こしたものと判定し、前記遮断用電磁弁を閉じて前記副パイロット管路へのパイロット油の流路を遮断するための駆動電流を出力するようにしたことを特徴とする油圧式建設作業機械の制御装置。
IPC (2件):
E02F 9/20 ,  F15B 20/00
FI (2件):
E02F 9/20 G ,  F15B 20/00

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