特許
J-GLOBAL ID:200903052834172084

コンクリートの鉛直移送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313233
公開番号(公開出願番号):特開平9-151606
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート輸送管の閉塞を防止し、落下に伴う品質への悪影響を排除すること。【解決手段】 鉛直移送装置は、輸送管10と、輸送管10の鉛直部分の途中に介装される落下速度調整部12とを備えている。調整部12は、可撓性筒体14と、枠体16と、一対のロールバー18と、複数のバネ20とを備えている。可撓性筒体14の両端開口部には、肉厚部14aが一体に形成されていて、この肉厚部14a内に、輸送管10の端部が液密状態で嵌着されている。一対のロールバー18は、可撓性筒体14を挟むようにして、対向配置されている。各ロールバー18は、枠体16の側面にヒンジ結合された一対の支持アーム22により、枠体16に対して、揺動自在に支持されている。バネ20は、一対のロールバー18を相互に近接する方向に付勢し、ロールバー18に挟まれた可撓性筒体14の内周面同士を当接させて、可撓性筒体14を閉塞させている。
請求項(抜粋):
コンクリートが落下供給される中空筒状の輸送管と、この輸送管の鉛直部分の途中に介装される落下速度調整部とを備えたコンクリートの鉛直移送装置であって、前記落下速度調整部は、分断された前記輸送管の端部間に嵌着接続される可撓性筒体と、この可撓性筒体の外周に設けられる枠体と、前記枠体に揺動自在に支持され、前記可撓性筒体を挟むようにして対向設置される一対のロールバーと、前記ロールバーを相互に近接する方向に付勢し、前記可撓性筒体の内周面同士を当接させて、前記可撓性筒体を閉塞するバネとを備え、前記輸送管に供給された前記コンクリートの圧力が一定以上になると、前記可撓性筒体を前記バネの付勢力に抗して押し広げて、前記コンクリートを落下させることを特徴とするコンクリートの鉛直移送装置。
IPC (2件):
E04G 21/04 102 ,  B65G 11/02
FI (2件):
E04G 21/04 102 ,  B65G 11/02

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