特許
J-GLOBAL ID:200903052838094207

超臨界水酸化処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新部 興治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173948
公開番号(公開出願番号):特開平10-015566
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 反応容器壁面への塩付着を効果的に解消できるようにした超臨界水酸化処理装置を提供する。【解決手段】 容器内上部に超臨界領域を有し、かつ容器内下部に亜臨界領域を有する縦型筒状の反応容器と、反応容器の上端から水、有機物、酸化剤を含む流体を水の超臨界条件下に超臨界領域に供給する流体供給手段と、亜臨界領域から分解生成物を反応容器外に排出する第1の排出手段と、超臨界領域から分解生成ガスを反応容器外に排出する第2の排出手段とを備え、反応容器内に、その内壁面の全周に渡り近接した状態で壁面母線方向に上下動して壁面付着物を掻き落とす環状スクレーパと、この環状スクレーパを常時は亜臨界領域内に位置させかつ掻き落とし時には超臨界領域に移動させて上下動させる駆動制御手段とを設けた。
請求項(抜粋):
容器内上部側に超臨界水酸化反応が行われる超臨界領域が形成され、かつ容器内下部側に亜臨界領域が形成される縦型筒状の反応容器と、該反応容器の上端側から水又は超臨界水、有機物、酸化剤を含む流体を水の超臨界条件下に反応容器内に供給する流体供給手段と、上記亜臨界領域から超臨界水酸化による分解生成物を反応容器外に排出する第1の排出手段と、上記超臨界領域から超臨界水酸化による分解生成流体を反応容器外に排出する第2の排出手段とを備えた超臨界水酸化処理装置において、上記反応容器内に、その内壁面の全周に渡り近接した状態で壁面母線方向に上下動して壁面付着物を掻き落とす環状スクレーパと、この環状スクレーパを常時は亜臨界領域内に位置させ、かつ必要時にはこの環状スクレーパを超臨界領域に移動させて壁面付着物を掻き落とす上記上下動を行わせる駆動制御手段とを設けたことを特徴とする超臨界水酸化処理装置。
IPC (4件):
C02F 1/74 101 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01J 19/00 ,  C02F 11/08
FI (4件):
C02F 1/74 101 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01J 19/00 Z ,  C02F 11/08

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