特許
J-GLOBAL ID:200903052839180174

形状欠陥の少ない方向性けい素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075324
公開番号(公開出願番号):特開平10-265854
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 コイル状態での高温焼鈍において懸念されたコイル下端部における歪みの発生を有利に回避して、製品歩留りを大幅に向上させると共に、製品の品質を向上させる。【解決手段】 鋼帯コイルの最外側からの巻き厚み比率で 0.2〜3.0 %に相当する部分をコイル外巻き部分、残りをコイル内巻き部分とするとき、最終仕上げ焼鈍におけるコイル外巻き部分の平均2次再結晶開始温度を、コイル内巻き部分の平均2次再結晶開始温度の0.95倍以下とする。
請求項(抜粋):
含けい素鋼スラブを、熱間圧延し、ついで1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延を施した後、脱炭焼鈍し、ついでコイルに巻き取ってから、該コイルをその軸心が水平面に対して垂直となる向きに設置して最終仕上げ焼鈍を施すことによって方向性けい素鋼板を製造するに当たり、鋼帯コイルの最外側からの巻き厚み比率で 0.2〜3.0 %に相当する部分をコイル外巻き部分、残りをコイル内巻き部分とするとき、最終仕上げ焼鈍におけるコイル外巻き部分の平均2次再結晶開始温度を、コイル内巻き部分の平均2次再結晶開始温度の0.95倍以下とすることを特徴とする形状欠陥の少ない方向性けい素鋼板の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-232320

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