特許
J-GLOBAL ID:200903052844224406

データ管理システム、方法及びそのプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-237514
公開番号(公開出願番号):特開平10-133928
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 データの処理を通信系で結合された各システム内で原本及びコピーに対して個別に行う場合におけるデータの不一致及び参照更新衝突の発生を防止する。【解決手段】 アプリケーション実行部16で実行されるクライアント1上のアプリケーションからの更新要求をクライアントスプール13に一時保存する。クライアント1とサーバ2との接続を待って、サーバスプール23に、アプリケーションからの更新要求を転送保存する。サーバ制御部21は、更新要求に他の参照要求と衝突がないかを調べる。衝突がない場合には、原本格納部22のデータ原本及びキャッシュ12内のデータを要求にしたがって更新する。衝突があった場合には、データ更新を行わない。そして、衝突の有無を参照要求者へ通知し、更新要求者に対して更新結果を通知する。
請求項(抜粋):
通信系を介して相互に接続された第1と第2のシステムと、前記第1と第2のシステムにそれぞれ設けられ、データ格納する第1と第2のデータ格納手段と、前記第1及び第2のシステムにそれぞれ設けられ、データのリード要求及びライト要求を保存する第1及び第2のスプール手段と、前記第1のシステムに設けられ、アプリケーションより、データのライトが要求された際に、前記第1のデータ格納手段にデータをライトせずに、該ライト要求をデータと共に前記第1のスプール手段に保存し、アプリケーションより、データのリードが要求された際に、該リード要求を前記第1のスプール手段に保存するとともに、該当データが該第1のスプール手段に保存されているか否かを判別し、保存されている場合には、該第1のスプール手段よりデータを読み出してアプリケーションに返却し、保存されていない場合には、前記第1のデータ格納手段よりデータを読み出してアプリケーションに返却する第1の制御手段と、前記第2のシステムに設けられ、アプリケーションより、データのライトが要求された際に、前記第2のデータ格納手段にデータをライトせずに、該ライト要求をデータと共に前記第2のスプール手段に保存し、アプリケーションより、データのリードが要求された際に、該リード要求を前記第2のスプール手段に保存するとともに、該当データが該第2のスプール手段に保存されているか否かを判別し、保存されている場合には、該第2のスプール手段よりデータを読み出してアプリケーションに返却し、保存されていない場合には、前記第2のデータ格納手段よりデータを読み出してアプリケーションに返却する第2の制御手段と、前記第1と第2のスプール手段に格納されたライト要求と前記第2と第1のスプール手段に格納されたライト要求及びリード要求を比較し、同一データについて衝突する要求があるか否かを判別し、衝突する要求がある場合には、アプリケーションに通知し、衝突する要求がない場合には、第1と第2のスプール手段に格納されたライト要求に基づいて前記第1と第2のデータ格納手段の内容を更新する第3の制御手段と、を具備することを特徴とするデータ管理システム。
IPC (4件):
G06F 12/00 533 ,  G06F 13/00 357 ,  G06F 15/00 310 ,  G06F 17/60
FI (4件):
G06F 12/00 533 J ,  G06F 13/00 357 Z ,  G06F 15/00 310 U ,  G06F 15/21 L

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