特許
J-GLOBAL ID:200903052848590440

熱可塑性透明樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 崇生 ,  梶崎 弘一 ,  尾崎 雄三 ,  谷口 俊彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-507938
公開番号(公開出願番号):特表2004-502817
出願日: 2000年11月03日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
本発明は熱可塑性透明樹脂を製造する方法に関するものであって、i)共役ジエンゴムラテックス20乃至50重量部、メタクリル酸アルキルエステル化合物またはアクリル酸アルキルエステル化合物10乃至50重量部、芳香族ビニル化合物5乃至25重量部、及びビニルシアン化合物1乃至10重量部の単量体混合物を、乳化重合でグラフト化させることによってグラフト透明樹脂を製造する段階;ii)メタクリル酸アルキルエステル化合物またはアルキルエステル化合物50乃至75重量部、芳香族ビニル化合物20乃至45重量部、及びビニルシアン化合物1乃至10重量部を塊状重合で共重合させることによってメチルメタクリレート-スチレン-アクリロニトリル(MSAN)共重合体を製造する段階;及びiii)前記i)のグラフト透明樹脂と前記ii)のMSAN共重合体をブレンドする段階;を含む熱可塑性透明樹脂の製造方法を提供する。本発明によって製造された、耐衝撃性、耐薬品性、加工性などが優れている熱可塑性透明樹脂は、耐湿熱性、自然色性などが優れており、透明性も極めて優れている。
請求項(抜粋):
i)共役ジエンゴムラテックス20乃至50重量部、メタクリル酸アルキルエステル化合物またはアクリル酸アルキルエステル化合物10乃至50重量部、芳香族ビニル化合物5乃至25重量部、及びビニルシアン化合物1乃至10重量部の単量体混合物を、乳化重合でグラフト化させることによってグラフト透明樹脂を製造する段階; ii)メタクリル酸アルキルエステル化合物またはアルキルエステル化合物50乃至75重量部、芳香族ビニル化合物20乃至45重量部、及びビニルシアン化合物1乃至10重量部を塊状重合で共重合させることによってメチルメタクリレート-スチレン-アクリロニトリル(MSAN)共重合体を製造する段階;及び iii)前記i)段階のグラフト透明樹脂と前記ii)段階のMSAN共重合体をブレンドする段階; を含む、熱可塑性透明樹脂の製造方法。
IPC (2件):
C08L51/04 ,  C08L33/06
FI (2件):
C08L51/04 ,  C08L33/06
Fターム (5件):
4J002BC06X ,  4J002BC07X ,  4J002BG04X ,  4J002BG05X ,  4J002BN16W
引用特許:
審査官引用 (3件)

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