特許
J-GLOBAL ID:200903052850556607
アクチュエータ制御信号出力回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-167445
公開番号(公開出願番号):特開平6-348303
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【目的】 アクチュエータ制御信号に敏感に応答する制御対象に対し誤制御信号の出力防止とフェイルセーフ性の確保とをソフトウェアの介在なしに実現する。【構成】 1は周期的に制御信号と許容偏差値を演算生成する。制御信号は前回値(N-1)が3に今回値(N)が2に保持されるが、4でそれらの差分が取られる。6は5に保持される許容偏差値と4の出力とを比較し、差分値が許容偏差値内か否か、前回と今回の差分値が同一制御方向を示しているか(連続性)を判断する。(7、8)は比較結果と外部からの信号CNSTとに基づき前回出力値又は今回出力値を選択しそれを実際のアクチュエータ制御信号として9に書き込む。(10、11)は比較結果と外部からの信号SHUTとに基づきこのアクチュエータ制御信号を外部に実際に出力することの可否を判定する。
請求項(抜粋):
制御方向に一定の連続性のある制御対象に対する制御信号及び許容偏差値をフィードバック制御演算またはシーケンス制御演算により周期的に生成する制御演算部と; 前記制御演算部の今回出力制御信号を保持する第1レジスタと; 前記制御演算部の前回出力制御信号を保持する第2レジスタと;前記制御演算部が出力する許容偏差値を保持する第3レジスタと; 前記第1レジスタと第2レジスタの保持内容の差分をとる微分回路と; 前記微分回路の出力と前記許容偏差値とを比較し許容偏差値内か否か、前回と今回の制御信号の連続性の有無を判定する比較器と; 前記比較器の出力と外部からの一定値出力要求の有無を示す第1外部信号とを受けて、第1外部信号が「一定値出力要求無し」で比較結果が許容偏差値内でかつ連続性があることを示すとき前記第1レジスタの出力を選択し、第1外部信号が「一定値出力要求無し」で比較結果が許容偏差値外または連続性がないことを示すとき、又は第1外部信号が「一定値出力要求有り」で比較結果が許容偏差値内でかつ連続性があることを示すとき前記第2レジスタの出力を選択する選択回路と; 前記選択回路の選択出力をアクチュエータに対する実際の制御信号として保持する出力バッファと; 前記比較器の出力と外部からの遮断要求の有無を示す第2外部信号とを受けて、第2外部信号が「遮断要求無し」である場合は比較結果の内容を問わず前記出力バッファの保持内容を外部へ送出し、第2外部信号が「遮断要求有り」で比較結果が許容偏差値外または連続性がないことを示すとき出力バッファの保持内容の外部への送出を禁止する出力可否判定回路と; を備えたことを特徴とするアクチュエータ制御信号出力回路。
IPC (3件):
G05B 9/02
, G05B 11/36
, G05B 19/05
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平1-192697
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特開昭49-113115
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特開昭50-021217
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