特許
J-GLOBAL ID:200903052859774798

仮想計算機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-066643
公開番号(公開出願番号):特開平10-260850
出願日: 1997年03月19日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 ページング実行中の仮想計算機の処理装置資源を他の仮想計算機に割り振ることにより処理装置資源を有効に活用する。【解決手段】 複数の仮想計算機106、107は、処理時間監視装置105により処理装置資源が順に割り振られ、制御プログラム101の制御の下で動作する。1つの仮想計算機から同期ページング命令が発行されると、その計算機は、処理待ち仮想計算機表示テーブル103により、処理待ち仮想計算機の有無を検出し、処理待ち仮想計算機があった場合に、同期型のページング命令を非同期型のページング命令に変更し、非同期型のページング命令を非同期データテーブルキューに登録して資源を開放する。制御プログラム101は、前記資源を他の処理待ち仮想計算機に割り振り、データテーブル制御装置110が前記非同期データ転送を完了した後、前記同期ページング命令を発行した仮想計算機に資源を割り振り、ページングの結果を同期型のページングの結果として反映させる。
請求項(抜粋):
制御プログラムによる制御の下で動作する複数の仮想計算機と、前記各仮想計算機とは独立に動作するデータ転送制御装置と、データを待避するための拡張記憶装置とを備えて構成される仮想計算機システムにおいて、処理待ちの仮想計算機の有無を検出する手段と、処理待ちの仮想計算機があった場合に、仮想計算機が発行した同期型のページング命令を非同期型のページング命令に変更する手段と、非同期型のページング命令の発行後、処理装置資源を開放し、前記処理装置資源を他の処理待ち仮想計算機に割り振る手段と、前記非同期データ転送完了後、前記同期ページング命令を発行した仮想計算機に資源を割り振る手段とを備えることを特徴とする仮想計算機システム。

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