特許
J-GLOBAL ID:200903052863371550
色相の良好なビスフエノールA・フエノール結晶アダクトの製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-306521
公開番号(公開出願番号):特開平5-117191
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 晶析装置系を小型化し、高純度かつ色相良好な結晶アダクトを効率よく製造する。【構成】 各晶析塔A,B内においてビスフェノールA・フェノール結晶アダクトを析出させて結晶アダクトのスラリーを形成し、内筒P底部からスラリーを抜出し、スラリーの一部を冷却後各晶析塔に循環導入し、第n段目の晶析塔から抜出したスラリーの一部を加熱し含まれる微結晶アダクト粒子を溶解後その晶析塔に循環導入し、第1段目の晶析塔に循環する冷却したスラリーにビスフェノールAを含むフェノール溶液原料液を添加して第1段目の晶析塔に供給し、第1〜n-1段の各晶析塔から抜出したスラリーの一部を各次段の晶析塔のスラリーの循環冷却ラインに添加して各次段の晶析塔に供給し、第n段の晶析塔の内筒底部から抜出した結晶アダクトスラリーの一部又は第n段目における加熱した循環スラリーの一部を製品結晶アダクトスラリーとして回収する。
請求項(抜粋):
上部に開口部を設けた内筒を有するn(n≧2)個の晶析塔を用いてビスフェノールA・フェノール結晶アダクトを製造する方法において、(a)各晶析塔内においてビスフェノールA・フェノール結晶アダクトを析出させて該結晶アダクトのスラリーを形成すること、(b)各晶析塔の内筒底部から結晶アダクトスラリーを抜出すこと、(c)各抜出された結晶アダクトスラリーの一部を冷却した後各晶析塔に循環導入すること、(d)第1段目〜第n段目の晶析塔のうち少なくとも第n段目の晶析塔から抜出された結晶アダクトスラリーの一部を加熱し、スラリー中に含まれる微結晶アダクト粒子を溶解させた後その晶析塔に循環導入すること、(e)第1段目の晶析塔に循環される冷却された結晶アダクトスラリーにビスフェノールAを含むフェノール溶液からなる原料液を添加して第1段目の晶析塔に供給すること、(f)第1段目から第(n-1)段目の各晶析塔の内筒底部から抜出された結晶アダクトスラリーの一部を、各次段の晶析塔における結晶アダクトスラリーの循環冷却ラインに添加して各次段の晶析塔に供給すること、(g)第n段目の晶析塔の内筒底部から抜出された結晶アダクトスラリーの一部又は第n段目における加熱された循環スラリーの一部を製品結晶アダクトスラリーとして回収すること、を特徴とする色相の良好なビスフェノールA・フェノール結晶アダクトの製造方法。
IPC (5件):
C07C 39/16
, C07C 37/70
, C07C 37/82
, C07C 37/84
, C07C 39/04
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